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特殊ルートの獲得1(樹海からの発掘)

前回までの記事でEX勤め人になるための4つの要素を解説してきた。

・自力での新規開拓実績を作る
・心技体を高める
・将器(やさしさ)を養う
・シンクロ率を高める(忠)

この4つを兼ね備える、もしくはその兆しが見えるのであれば十分、準備は整った。

あとはいかに真の権力者に発見されて
「キミを兵隊にしておくのは勿体ない。こっちに来るか?」
と言わせる(思わせる)か、という段階に入る。

私はこれを「樹海からの発掘」と呼びたい。

勤め人の兵隊達という樹海の中から、発見されて一本釣りされること。
引き上げられること。これのために先述の4要素を鍛えてきた。
樹海、というところがポイントで、放っておくと他の木(兵隊の同僚)に埋もれてしまう。
組織の中にいると、部長や課長といった先輩社員の陰に隠れてしまいがちだ。
これではチャンスを順番待ちする、普通の勤め人と同じだ。
「樹海」と聞けば、ヘリコプター(上空)から地表を見ている権力者の目に留まることの難しさが、何となくイメージできるであろう。

話を戻そう。
先述の通り、4要素を持っていたとしても、兵隊の部隊長の麾下にいる限り、美味しくない。
ただの便利で使えるイチ兵士として、都合よく部隊長に使われるのみだ。
そして優秀なあなたを使って部隊長はラクができると。

この便利使いをされないために、
・あえて力を抜く
・無能のふりをする
・窓際になる
という処方が推奨される世の中でもある。

これらは最適解のひとつだ。
と、わかってはいても…しかしどうも、これらが性に合わない人もいるだろう。
私がそうだった。
なんというか、気質的に頑張ってしまうのだ…
「そこを我慢して割り切れ!」
という意見が正論なのはわかる。
…が、それでも気質的に難しかったのだ。
そういう人のために始めたのがこのEX勤め人シリーズでもある。
もちろんこの理論が当てはまる人は10%もいないと思う。
私の理論を読むまでもなく、ナチュラルに有能で将器がある人、上位5%は勝手に、EX勤め人になっていく。
そしてサボリーマンになると割り切れる人は、適当に仕事しつつ、気力体力を温存して、自分の事業を育てていき、独立自営にシフトしていける。
私が教えたいのは、これらどちらもできない上位15%圏くらいの層の人だ。
これらの人々が、ただ便利に兵隊として使い潰されて腐らなくて済むように、EX勤め人というルートの紹介と、そこへの手助けがしたい。

「真の権力者」とは

ここからは具体的に、いかに真の権力者に発見されていくか?について解説していく。
株式会社における「真の権力者」とは誰か。
もったいぶらずに行こう。
それは「創業一族」だ。

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