3/7、抗不安薬、睡眠薬

今日は、抗不安薬、睡眠薬について教わった。
処方①−抗不安薬: リーゼ(クロチアゼパム)5mg 2T 分2の処方。この患者さんはH25.9月に胃の調子が悪く受診し、ファモチジンとナウゼリンが処方されたが良くならず、胃カメラでも異常が見つからなかったため、不定愁訴の可能性が考えられ、リーゼ5mg 2T 分2で処方されて現在まで続けている。不定愁訴では、明確な身体的原因がないにも関わらず、不安•緊張•その他多様な身体症状が見られる。原因として、ストレスや心配事などの精神的原因が考えられるためリーゼ等の抗不安薬が処方されることがある。
処方②−睡眠薬: ルネスタ(エスゾピクロン) 1mg 1T 不眠時(頓服)の処方。この患者さん(高齢者)は、H30.9月に不眠の訴えがあり、ルネスタが処方されるようになった。初めは本人がなるべく服用しないようにしていたこともあり処方されたりされなかったりがあったが、現在は他の併用薬と同日数(同回数)分処方されている。高齢者はルネスタを一回2mgまで飲むことができる※が、医師が患者さんの状況を考えて上記の処方をしているため、寝れないときは2個までなら飲めますよといった指示はしてはならない。他にマイスリー(ゾルピデム)5mg 1T 不眠時(頓服)の処方があり、こちらも1日10mgまで服用可能※であるが、薬剤師の自己判断での指示はしてはならないと教わった。  ※添付文書
午後は集合研修を受け、製剤師の歴史と現状、OTCの基本について学んだ。OTCを扱う上で漢方の知識が大事であることを知った。