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「選挙に出る!?やめておきなさい」(父)その②〜頼る

選挙まで3ヶ月。さて、何するの?
まず、政治活動として、
・政治団体の立ち上げ
・連絡先看板の設置
・名刺作成
・政治活動のチラシ作成
・チラシのポスティング、新聞折込
・動画、HP作成
・SNS発信・
街頭の挨拶運動
・座談会開催
・クリーンアップ活動
など。
他にも、選挙のための準備も必要で、
・選挙のルールを知る、仲間との共有(言葉がわからなすぎた。。)
・選挙カーは?ウグイスさん、運転手さん、どうする?
・選挙ポスター、ビラ、公選ハガキ準備
・立候補のための手続き準備
・選挙事務所ってどうする?
・選挙カールート、演説場所ってどうする??
・ポスターを市内に掲示してくれる方を探す
・選挙ビラにシールを貼ってくださる方を探す
・事務所の留守番どうする?
・選挙期間中のお昼ご飯等、どうする?
など。(きっとこれ以上ある)

同時並行で進めることが山ほどある。
活動が法律に則っているかどうか確認も都度必要になる。
法の解釈が合っているかどうか、選挙管理委員会に都度確認する。(選挙管理委員会にしつこく連絡してしまったのに、担当職員の方は丁寧に教えていただいた。感謝しかない。)
私も、父も、仲間も、みんな選挙が初めて。
一つずつ確認していくから、時間がかかる。
一人では無理な状況だったのに、自分はなかなか仲間に「助けて」が言えなかった。

作業を進める中、叔父から何度も「一人ではできないぞ」と言われる。
わかってる。わかってるけれども、誰かに頼る、頼むことが自分は苦手。

頼るのは申し訳ない。
みんな、忙しいのは知っているし、頼ったら更に時間を奪うと思うと助けてが言えない。

そうこうしていると、「自分でやらない!この作業、やるから渡して!!」と仲間の方々から声をかけられる。
情けない話だが、自分から言い出せない姿を見兼ねて、頼りやすい状況を仲間が作ってくれた。こうして
「ごめん、できない、助けて!」
ようやく言えるようになり、活動、作業が進んでいく。

仲間に頼ることで、活動や作業がすすむスピードも早くなったけれど、それよりも活動に多数の視点が入ったことが大きい。

言いたいことが読み手に伝わるか?
子育て世代が感じているモヤモヤってどんなものがあるか?など。
一人では気づかないことばかり。独りよがりにならない。アイディアが豊富になる。
座談会、クリーンアクションウォークも仲間が提案してくれたことで、私だけでは思いつかないし、できなかった。
叔父のいう、一人でできないってこういうことか、と実感した。

選挙に限らず、人に、仲間を頼って協力して活動すると、できることも見えるものも変わってくる。

アフリカの諺を今になって思い出す。
「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」

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