中国(地方) 一周旅行記 ③
2019年2月の一人旅の様子です。今回は、山口県から広島県にかけて移動します。
新幹線をうまく利用して、錦帯橋へ行こう
今日は、防府駅から始める。ホームに上がると、通学の高校生が多くいた。
錦帯橋へは、岩国駅が最寄りであるが、在来線ではとても時間がかかってしまう。そこで、今回は徳山から新岩国まで新幹線を利用した。
徳山も、新山口と同じく、きれいな駅だった。ここも在来線に自動改札はない。利用者が多いので、きっぷに途中下車印を押してもらうのも気を遣ってしまう。
500系新幹線に初めて乗車。丸みを帯びた方は独特である。
周南コンビナートを過ぎ、いくつかトンネルを抜けるとすぐに新岩国駅に到着する。利用者は少なく、非常に簡素な駅である。
バスで10分ほどで錦帯橋のバス停に到着。平日の午前中で、利用者は少なかった。
思ったより規模の大きい橋であった。ちなみに今は、通行料のかかる観光客向けの橋となっており、地元民は近くの普通の橋を使っているものと思われる。
正面から見るとこんな感じ。坂になっている部分と頂上付近では作りが異なることがわかる。
逆方向から見るとこんな感じ。坂の部分は階段に近い。
錦帯橋とセットで買ったチケットで、岩国城に登ることにした。
ロープウェイで登り、さらに歩くことやく10分、岩国城に到達した。
天守閣からは、岩国の街並みと錦帯橋を合わせて望むことができる。この時は逆光気味だったので、行くなら午前中は避けた方がいいかもしれない。
また、反対側には木々の隙間から新幹線の高架が見える。錦帯橋は新幹線の駅と在来線の駅の間にあり、そこをバスで利用すると効率よく移動できる。
帰りにロープウェイの乗り場に戻ると、からくり時計が動いていた。
今回は、僕以外にサラリーマンらしき男性客が一人いた。出張帰りだろうか。平日ならよくあることなのかもしれない。
牡蠣を食いに宮島へ
錦帯橋も満喫したので岩国駅に移動した。工事中だったが、こちらの方が新岩国よりも立派に感じられた。
ここから先(広島方面)では、基本的に主要駅で自動改札が利用できる。また、ICカードにも対応している。
なお、余談であるが、新岩国駅と岩国駅のスタンプはどちらも錦帯橋をデザインしたものである。新岩国駅には鵜飼が入っている。
宮島口駅に到着。ここからフェリーで移動する。今回はJRの運行する船に乗った。
JRの船は大鳥居の前を通ることができるらしい。
早速、厳島神社に行った。海の上にあるが、この時は水は下まで来ていなかった。
有名な大鳥居は干潮時には歩いていけるが、残念ながら今回は時間があわずいけなかった。写真撮影に多く並ぶので、行くなら朝一がいいだろう。
また、宮島には多くの鹿がいるが、奈良の鹿と異なり、餌をやってはいけないので注意が必要である。
楽しみにしていた牡蠣を食べに行った。今回は牡蠣専門の牡蠣屋に行った。
ちょっと奮発して特選牡蠣屋定食をいただくことにした。様々な食べ方ができるので飽きないものである。牡蠣ご飯の牡蠣が大きく、ご飯がおまけになってしまっている。笑
一人用席だったが、他にしゃれた女子大生らしき人が大きなカメラで撮影していた。おそらくインスタグラマーなのだろう。宮島は何かと映える場所が多いので人気があるのだろうなと思った。
食べ終わり店を出てから、しばらく波打ち際でたそがれていた。昼過ぎ、日差しがちょうどよく差し込み、居心地がとてもよかった。瀬戸内海の景色を見ながら、時間を忘れて過ごしていた。
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