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岡山 倉敷大原美術館

エルグレコの「受胎告知」。

高2の中間テスト明けに、友人らとの気散じのつもりで訪れた大原美術館。その絵の前で、私は動けなくなった。



倉敷の見所は、美観地区しかないと言ったら、言い過ぎだろうか。

川沿いの街並み。アイビースクエア。そして、大原美術館。



日本で初の西洋芸術を集めた美術館。児島虎次郎が、倉敷の紡績会社を経営する大原孫三郎から託されて、買い集めた絵画の数々。地元の者には、あるのがあたりまえになっている建物。

なのに、恥ずかしい話だが、私は、エルグレコの絵が、大原美術館の代名詞のような作品だとは、高校まで知らなかった。



絵に特に明るくもない私をとらえた「受胎告知」。もう一つの、私が愛してやまない、カリーヌの「想い」。そして、その時々の、私の心を動かした作品たち。



倉敷の見所は、美観地区しかない。

川沿いの街並み。アイビースクエア。そして、大原美術館。

それで十分じゃないかと、今の私は思ってもいる。



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