人生はチャレンジだ!「好きな事を仕事にする」編 新たに見つけたやりたい事。
あれだけ打ち込んでいた寿司職人の修行を途中で放り投げ、北海道へ帰った。
後悔と未練と晴れ晴れした気分と、自分でも分からないくらいぐちゃぐちゃな心。
「もう、どうにでもなれ!」
投げやり半分…
「もう一度寿司職人の修行やり直すかな」
希望も半分。
揺らぐ気持ちを天秤に掛けたら…
若さ故の「易きに流れる…」
で、とりあえずバイトした。
地元の漁港でスケソウダラの積み込み…
コンビニの商品配送センターの仕分け作業…
水産加工場の作業色々…
そんな時、父の勤務先の子会社で正社員の募集があり、寿司職人とは全く違う世界へ身を置く事になった。
寿司職人は諦めたのか?…
その問いには答えを出さずに胸にしまい込む。
そして、結果的には工場のサラリーマンを12年もやってしまう事になるが、その間に結婚し、家も買い、子供にも恵まれ何不自由なく過ごすのだが、休日になると子供の頃からの習慣というのか、キャンプにどっぷりハマる事になる。そうなると最終的に、車もキャンピングカーが欲しくなり、行動が早い私は本当に買ってしまった。そこからは、休日の度にキャンピングカーで道内あちこちに出掛けて、年間60泊以上キャンプや車中泊旅をしながら楽しんだ。
そんな中…
あるキャンプ場に出会う。
そこは、ニセコ地区にある個人経営のキャンプ場。脱サラしたオーナーさんが、自ら切り拓いた土地をキャンプ場に造成した手作りキャンプ場で、その全てが、私の心を動かした。
そこには、私の人生の理想的な世界が広がっていた。
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