大事なの!!運動あそびと親子のふれあい
7月のオンライン子育てカフェ
「子どものカラダと運動発達」
卒園児の保護者も参加してくださり、にぎやかなオンラインの場でした。
そこでお話したことを、noteに記録。
わが家の長男(小1)は、発達の診断を受けているわけではないのですが、北海道伊達市にある運動療育センター「まぁぶる」のキタハラタツヤさんの「エールプログラム」という運動発達の遊びに家族で3ヶ月取り組みました。
キタハラさんには、去年、子育て講演会として「習い事の前にできること」という題目で、子どもの発達のことについてお話をしていただいたこともあります。
長男が年長のときに、3ヶ月の運動発達プログラムに取り組んだのは、彼の
・ご飯のときに姿勢保持して食べられない
・集中しているときにも、外の色々にすぐ気が散る
・高いところや不安定なところを怖がる
・「オレむり!」発言が多い
が気になり、小学校に上がるときに、もっと自信を持ってほしいと思ったからです。
苦手なこと=伸びしろ
キタハラさんと30分ほど一緒に遊びながらカラダの発達のアセスメントをしてもらったところ、長男の「伸びしろ」は・・・
①呼吸
②首のすわり
③体幹
ということでした。
姿勢保持が苦手なのは、首や体幹に伸びしろがあるからかもしれない。
高いところを怖がったり、自分にはできないと思っているのは、まだまだ「自分の思った通りにカラダを動かせない」からかもしれない。
そこで!
<呼吸>
吹き戻し(ぴろぴろ)遊び、ティッシュ吹き飛ばし、あいうべ体操
<首>
らっこ、ゆりかご、お船がぎっちらこ、
仰向けで寝て首だけ何秒起こせるかチャレンジ
<体幹>
トンネルくぐり、ひこうき、家族で編み出した組体操の数々!
一つ一つの遊びは、文章では伝えられないので、ここでは割愛しますが、家族でたくさん遊びました。
3ヶ月の成果は・・・!?
結論だけお伝えすると、木登りや色々なことにチャレンジをする出来事が増え、「おれ、できるかも!」という発言が増えました。
もちろん、食事中の立ち歩きや、片付けの苦手さなど、彼の特性のある行動は続いています。
でも、家族みんなで前進できたチャレンジになりました。
一番変わったのは、私自身が親として、長男の言動を理解しようと見る視点です。
目に映ったものに興味を持って、ついつい立ち歩いてしまうのは、花粉症でクシャミをすることと同じように、「まだ自分ではコントロールできないこと」かもしれないと思うと、
「座りなさい!!」と、ただ行動を正す声かけは適していないなと思えるようになりました。
子どもの感覚や特性(凸凹)への理解や共感、そこのアンテナが整うと、子どもを見る視点が変わります。
ふれることの大切さ
親子で一緒に遊ぶことの、もう一つは「触れ合い」です。
山口創先生(桜美林大学教授)の「手の治癒力」という本の中で、スキンシップと脳の関係性について書かれていることがとても興味深いです。
スキンシップをすると、
脳の中で幸せホルモンと呼ばれる
オキシトシンがたくさん分泌され、
「心が安定する」「好奇心が育つ」
などの効果があることがわかりました。
子どもに触れることで、子どもだけでなく、親自身にも「オキシトシン」は出るそうですよ。
私の妻が、3ヶ月の取り組みの振り返りの中で、こんなことを言っていました。
ふれあい?スキンシップ?わかってるよ。そんなのいっぱいしている!・・・そう思っていました。
でも、プログラムを初めてみたら、あれ、こんなコトしたことなかった、こことここで触れると、こんな感じなんだ・・・と新鮮な驚きの連続です。
認めたくないけれど、認めるしかありません。
全然足りてなかったんだと、愕然としているところです。
(妻のnoteより引用)
最後に・・・
ということで、もう一度声を大きくして言いたいと思います。
大事なの
運動あそびと
親子のふれあい(字余り)
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