LayerXに転職したらChatGPTが発表されて大波乱な1ヶ月でした
最近、LayerXというスタートアップに転職しました。
LayerXはToB向けSaaS「バクラクシリーズ」や、Fintech、Privacy Techといった複数の事業を展開しているスタートアップです。
前職の弥生では銀行明細やクレジットカード明細などの取引から仕訳を推論する機能を開発していました。LayerXではバクラク事業部OCRチームに所属し、機械学習エンジニアとして働くことになりました。
バクラクでは文書の読み取り機能、すなわちOCR機能を提供しています。これにより、多様なレイアウトや大量の文書も瞬時にデータ化することができ、お客様がバクラクに業務を行えるようにサポートしています!
LayerXに転職したきっかけ
LayerXへの転職を決めたきっかけの一つは、現在OCRチームのリーダーを務める松村さんの転職エントリを読んだことでした。
この記事を読んで、LayerXが勉強会で耳にしたことのある会社だと思い出し、技術的な面で非常に魅力的な環境だなと思いました。
特に、機械学習や技術領域に理解がある経営陣に惹かれました。
HPを調べると、 行動指針 に非常に強く共感しました
どれもめっちゃ良い!!!刺さる!!!!と思ったのですが、
特に刺さったのがTrustful TeamとBet Technologyでした。
これまで、縦割りな組織での経験が多く、組織間のコミュニケーションが難しいことがありました。しかし、LayerXでは、「Trustful Team」を行動指針として、お互いに信頼し合ってコミュニケーションを取ることを大切にしていると感じました。
また、これまでは安定した技術を扱っていましたが、新しい技術に触れる機会が少なかったです。「Bet Technology」を掲げているLayerXでは、新しい技術にチャレンジできると強く感じました。
余談ですが、このツイートを見て
たしかに。それは面白そうだな、と思ったのもあります。笑
入社しての感想
実は、私にとって開発環境の変化がかなり大きく、最初は少し苦労しました。
WindowsからMacへ
SubversionからGitへ
中堅企業からスタートアップへ
些細なことで間違えたり、直し方がわからなくて困ったりしましたが、初心者だから助けて!とHELPを求めると、素早くたくさんの人が助けてくれました。本当に感謝でいっぱいです。
LayerXは心理的安全性が高く、気軽に質問しやすい環境が整っています。どんな質問でも大丈夫だし、同じ質問でも問題ない!素朴な疑問も大歓迎(むしろ出す方がえらい!)という雰囲気があって、質問しやすくなっています。
特にお気に入りのSlackスタンプがこちら:
焦っている時に「大丈夫大丈夫」スタンプがもらえると、安心感があります。また、ちょっと迷っていた投稿に「ナイス共有」スタンプがもらえると、書いてよかったと思えます。
環境の変化が大きいからLayerXへの転職は難しいかもと思っている人もいるかもしれませんが、安心してください!サポートがしっかりあるので、大丈夫です!
突然のChat-GPTの波
話を転職直後に戻すと、環境の変化に戸惑いながらもオンボーディングを進めていくうちに、徐々に慣れてきたと感じた頃、突然それは訪れました。
そう、ChatGPTです。
恥ずかしながら、最初は「ふーん、何かすごい技術が出たんだな」という程度の認識でした。しかし、CEOの福島さんやCTOの松本さんがLLM(大規模言語モデル、ChatGPTを含む)について、「これはすごいぞ!こんな活用法があるぞ!みんなもやってみて!」と熱心に発信されるのを見て、私もこれは本当にすごいものなのだと感じ、ChatGPTを触り始めました。
ChatGPTを使い倒す!
みなさんはChatGPT、使っていますか?すごいですよね。本当に世界中のさまざまな分野が変わりそうですよね。
かつて「プログラムで作るのは無理だし、わざわざMLモデルを作るのはコスパが合わない」と言われていた複雑なタスクが、ChatGPTに自然言語で指示を出すだけで簡単に誰でも実現できるようになりました(ケースによっては難しい場合もありますが)。
社内では、「とりあえずChatGPTで何ができるか色々試してみよう!」という動きが始まり、希望的なアイデアを集めたり、デモサイトを作成したり、さまざまなプロンプトを試したりと積極的に取り組んでいました。
ChatGPT活用の実証実験(PoC)例として以下のようなものが挙げられます。そして、プロダクトチームもハッカソンで様々なチャレンジを行い、さらに多くの活用事例が生まれています!
1ヶ月経過後の感想
私個人として、入社してからの1ヶ月は本当に波乱万丈でした!
このような経験ができるのも、LayerXの特長だと感じています。(さすがにこれほどの大波は珍しいでしょうが)
というわけで、一緒にLLMやっていきませんか?
OCR機能をさらに改善していきたいし、LLMでの様々なプロジェクトも進めたい!しかし、手が足りていません…!!
一緒にOCR機能の改善や、LLMを用いたさまざまな取り組みに一緒に挑戦しませんか?
カジュアル面談もやってます!!
ちなみにこの記事もChatGPTに推敲してもらい、めっちゃ読みやすくなりました。執筆が捗りますね!
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