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おせちをリメイクしたくなる正月明け

もういくつ寝ると~お正月~…。という歌があるも、お正月はあっという間に過ぎ去る。

毎年恒例ではあるが、年末にわたしの「おせち作り」に火がつく。さらに、実家や義実家からおせちをいただくので、正月明けには冷蔵庫が「おせちタッパ」で満たされる。

いや正確には満たされ過ぎている。

1月は極寒の季節なので、冷たいおせちをそのまま食べるのは辛い。かといって単にレンチンするだけなのも味気ないし…。

何より味そのものに飽きている。

おせちリメイク​

そんな理由で、お正月明けにわたしの「おせちリメイク魂」に火がつくことになる。

(デパ地下お取り寄せ、料亭おせち)

この中から使うのはエビと焼き鮭だ。

(茹でエビ)殻を剥いて細かくする

そこに、塩煮しておいたサトイモと、義母の作ったカレー味のポテトサラダに豆乳&米粉を加えてとろみづけして、ホワイトソース風を作る。

そこに、先ほどの茹でエビを加える。

◇リメイク① ポテトサラダとサトイモとエビのグラタン

次に焼き鮭だ。とにかく市販のおせちは味が濃い。
これ一切れだけでも喉が異常に乾く。

それならば、いっそのこと汁物のダシにしようと、家にあったキノコや大根や小松菜などと一緒に煮込んで

◇リメイク②焼き鮭入り味噌汁

焼き鮭の塩分を考慮して、味噌はほんの少しで大丈夫。

次にこの黒豆。
(夫が煮た、見た目も味も最高なやつ)

黒豆はそのままでも十分においしい。たくさん煮てもたいてい平らげるのだが、リメイク魂に火がつくと、「何か」せずにはいられない。

◇リメイク③黒豆入り抹茶タルト

ベジスイーツレシピを参考に、タルト生地を作る。その上にきなこに塩と甘味料を混ぜたペーストに、黒豆を混ぜたものをぬり、冷蔵庫に眠っていた河越抹茶と豆腐で作ったフィリングを流しこむ。
緑も鮮やかな和風タルトが完成。写真からは豆の存在がよく分からないが、タルト生地に散りばめた黒豆の食感がタマラナイ…。

◇そして、まだまだ計画中

元日の帰省で、母から特製の煮しめをおみやげに持ち帰る。申し訳ないが、これもリメイクさせてもらおう。

とりあえず冷凍する。中途半端な量なので、火の通りやすいキノコや大豆の缶詰めを加えてボリュームを出す。ここにカレー粉で味つけをしたら、カレー煮込みになるな。

そうだ、なますもあったな…。

ここにはすりごまとごま油、コショウを加えて酸味のあるナムルもいいかもしれない。

まるで実験のように、ゲーム感覚で楽しむリメイク祭り。

食はエンターテイメント。正月が終わっても、冷蔵庫に居座るオイシイものたちを、もっとオイシクするために、ひたすら自分の「食の直感」を信じて楽しむのだ。

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