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オールタイム・ベスト映画 アニメ編

お久しぶりです。オールタイム・ベスト映画の最後です。えらく時間がかかってしまいました。書く書く詐欺みたいなことを続けるわけにもいかないので決着を付けたいと思います。ということで選考基準ごとに分けて並べていこうかと思います。よろしくお願いします。

・殿堂入り(存在が当たり前になりすぎてこのように括る他ない)

・ルパン三世 カリオストロの城
・風の谷のナウシカ
・天空の城ラピュタ
・となりのトトロ
・魔女の宅急便
・紅の豚
・もののけ姫
・千と千尋の神隠し
・風立ちぬ

・耳をすませば
・猫の恩返し

作品世界のインパクトでいうとナウシカ、エンタメ活劇としてだとラピュタ、映像のクオリティでいうともののけ姫、号泣したのが風立ちぬ、個人的な愛着みたいのものは猫の恩返し、といったところだ

・今の自分には語る能力が足りない

リズと青い鳥

名作はときに見る人間に成長を要求するものだ

・存在そのものが尊い

これらに関してはどうしても別枠にしておきたいというよくわからないこだわりがある

・パーフェクトブルー
・東京ゴッドファーザーズ
・パプリカ
・千年女優

・秒速5センチメートル
・星を追う子ども
・言の葉の庭
・君の名は。
・時をかける少女
・おおかみこどもの雨と雪
・バケモノの子

・オールタイム・ベストアニメ映画(このリストの本体はこれだ)

・COWBOY BEBOP 天国の扉
 アクションエンターテイメントの極地だ。格闘、銃撃、ドッグファイト、3つすべてが超最高だ。ヴィランであるところのヴィンセントは、ヴィジュアルにおいても人物造形においても最高にクールであり全映画の中でも上位に来る好きな悪役だ。史上最悪の賞金首と、それを追う愉快な賞金稼ぎ、コミカルとシリアスの配合が絶妙だ。作画において俺が最も好きなアニメでもある。実写のような精緻さ、細やかな色と光、劇場版クオリティでのなめらかでリアルでそしてケレン味を兼ね備えたアクション、そういったものだ。
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
 戦闘パートのあまりの凄さに冒頭から白目を剥くことになった。さらに加えて、人物造形におけるある種の過剰さとでもいうべきものに俺は打ち震えることになった。というか、「ヤベーやつしかいねぇ・・・なんなんだこいつら・・・」である。あまりにも凄すぎて、全編通して「全部凄かった」という感想しか残っていないので俺は何度でも見ることになるだろう。
・機動警察パトレイバー the Movie
 エンターテイメントの完璧な手本のような出来栄えだ。ラストがメチャクチャアツい。これも映像が凄すぎて冒頭から腰を抜かすパターンだ。
・機動警察パトレイバー 2 the Movie
 完全に唯一無二の存在だ。頭の引き出しにしまっておきたいようなセリフがたくさんある。他のジャンルを含めても極めて特異な作品だと言っていい。
・人狼 JIN-ROH
 繰り出される極めて高度な比喩は未だに得心がいっていない。血と暴力にまみれた世界でお前は人間のままでいられるか?プロテクトギアのデザインが最高にクールで痺れる。
・イノセンス INNOCENCE 
 これが攻殻機動隊の続編だというのは見ながら理解した。後日談特有の物悲しさのようなものが溢れている。これもまた難解な作品であるが、中心を貫くのは割とシンプルな人間関係であったりする。映像に圧倒される種類の作品でもある。択捉のシーンは白目を剥いた。
・この世界の片隅に
 画面の向こうで人が生きて暮らしているだけで涙が溢れてくる。人類の宝でありこの先何十年と語り継がれるべき作品だ。

・劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
 
90分しかないのが嘘に思えるような濃密な作品だ。圧倒的なテンポの良さである。TVシリーズの後の話であり、散り散りになった仲間たちの再集結展開がメチャクチャアツい。ラストバトルに痺れる。ダークでシリアスな展開なのが心に刺さる。いやほんといって途中かなり辛すぎるものがある。ちなみにラストカットからエンドロールへの入り方が最高な作品でもある。続編がないのがとても悲しい。
・うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
 あまりの美しさに切なくなってくる。摩訶不思議な時間と空間にトリップした感覚を味わうだろう。とても独特だ。あと途中で俺は死ぬほど笑いながらひっくり返ることになったし、これから見る人にもそうなってほしい。
・王立宇宙軍 オネアミスの翼
 作品世界の作り込みが凄まじい。設定資料なんかを見たこともあるが、全く未知の国、文化のすべてをまるごと構築する勢いで作られておりクリエイションの総量が圧倒的だ。ジャンル的に言うとスポ根ものとか部活ものに近く、ラストは熱く燃えることだろう。人類はどこから来て・・・そしてどこへ向かうのか・・・そういう深遠な話をエンタメに昇華してのけたタフな作品だ。
・超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
 宇宙の運命を懸けた男と女の愛の話なのだがかなり変な形をしている。それでいいのか。クライマックスが最高に感動的だ。
・GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊
 説明するのが難しいのだが、印象的なシーンがとても多い。清掃員の話とか、海に潜るところとか、あと最後に多脚戦車とバトルするところとか、いろいろだ。シリーズ的に言うと後のTVシリーズの方が好きではあるが、俺はアニメに2時間の映画としての完成度を求める種類のオタクなのだ。だからこの作品を高く評価している。

個人的な趣向により一旦リストを分割するが誰かにとってのオールタイム・ベストがここに入ることもある。そういうチョイスを心がけている。太字にしてたりしてなかったりするがフィーリングだ。


ペンギン・ハイウェイ
 年上のお姉さん、画面の向こうに広がる世界への憧れ、青春とかそういうキラキラしたもの、謎解きとかわいい小動物などが詰まっておりこれはまことのアニメであると自信を持って言うことができる。
映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ
 アホほど号泣した。アホほど号泣した。
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
 あのTVシリーズに対する続編のねじ込み方として、これ以上ないほど完璧であり、そして話の幕引きとしてあまりにも殺意が高い。

・デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!
 作品時間に対する瞬発力において右に出る作品は極めて少ないと言っていい。最高なものが凝縮された作品だ。
REDLINE
 
エンターテイメントに必要なのは速度だ。速度とはすなわちアドレナリンでありお前はかっとビングすることになる。

・楽園追放 -Expelled from Paradise-
 アニメにおけるCGの新しい時代だ。クライマックスのロボットバトルがメチャクチャかっこいい。そして話も面白い。
・ストレンヂア 無皇刃譚
 アニメにおけるアクションの一つの到達点だ。

・茄子 アンダルシアの夏
・思い出のマーニー
若おかみは小学生!
 俺はグローリー水領様がとても好きだ。
・MEMORIES
・AKIRA
・新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
・BLOOD THE LAST VAMPIRE
 量が少ないのが惜しい作品だ。恐怖演出がメチャクチャにクールで痺れる。カタナ・女子高生・異形の怪物に火薬が悪魔合体を果たし凄いことになっている。
・デジモンアドベンチャー(1999)

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
 アホほど号泣した。
・ガールズ&パンツァー 劇場版
 一種の祭りのようなものだといっていい。
・ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
 ここまでは間違いなく面白かったということは忘れたくないと思う。



SPECIAL THANKS

すべての元となった記事でありリスペクトを表明したい。以上だ。

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