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沖縄で出会えたコーンフレーク皿:今年買ってよかったもの

コーンフレークなんて滅多に食べない人生から一転、数年前に近所のスーパーで買った日食のコーンフレークを食べて以来、家に常備しています。

おいしいし手軽で朝ごはんに最適、だけど食べるのに丁度良い皿がないのが悩みでした。
平らな皿はだめだし、どんぶりだと大きすぎるし。
消去法で味噌汁用のお椀を使い、まあこれでべつに良いかとは思いつつ、コーンフレーク用の皿がほしいなーという願望は消えず…

そんな折、沖縄北部の大宜味村にある山原工藝店に行く機会がありました。
そこで見つけたコーンフレークにぴったりな器が、今年買ってよかったもののひとつです。
同じく沖縄北部、東村高江にある森製陶所でつくられたものになります。

ラーメンどんぶりより一回り小さいサイズ。
日常使いにちょうどいい、シンプルなデザインと手に馴染む質感。
まさに黄土色って感じの黄色で、釉薬のムラが味わい深い。
完璧なコーンフレーク皿…!

ここ数年求め続けていたコーンフレーク皿
中途半端な大きさとほどよい深さ+安定感が条件
安定感!底が平らなのがコーンフレークにぴったり
写真がへた

私が勝手にコーンフレーク皿にしているだけで、煮物でもサラダでも、どんな料理でもどっしり受け止められるタイプの器です。

山原工藝店さんは、”沖縄北部の”作家による陶器、染織品、ガラス器などの展示販売を行っています。
沖縄の陶器=やちむん(焼き物)で有名なのは、琉球王朝時代に窯場が集められた南部の那覇市壺屋ですが、こちらでは本島北部で活動している作家さんのみを扱っているのが特徴。
お店の名前でもある「山原(やんばる)」も、沖縄北部地域のことを指す方言です。

小学校の跡地を利用した建物で、元々は図書室かなにかかと思われる広々とした部屋いっぱいに作品が並んでいます。
作品数もバリエーションも充実していて価格も手ごろなので、工芸好きな人や旅先で器を買いがちな人におすすめなスポットです。



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買ってよかったもの

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