戦略論について書いてみた。2
昨日の投稿で「戦略」とは何か、について記しました。
『与えられた資源に対して1以上の効果を発揮することを考えること』(戦略①とする)これが戦略を考えるとイコールになります。
しかし、戦略を考えるとき、もう一つの側面を忘れてはならないことがあります。
それは、戦略①の視点は自分もしくは自チームが、何かしらの変化を加えて利益を得ると言うもですが、自分が変わらなくても相手を変えることで優位な状況を生み利益を得る(戦略②)と言うことも考えられます。
例えば、よくある戦国武将の話を一つ上げるとするなら、
ここに戦力が2000の戦国武将Aと戦力が8000の戦国武将Bいます。
戦国武将Aは普通に戦ったら戦国武将Bに負けます。
なので戦国武将Aは戦略を考えます。
2000対1000×8回の戦いをすれば勝機を見いだせると。。。
ならば8000の軍隊を狭い路地に追い込んでそこで一斉攻撃を仕掛けよう。
そのために相手にどんな情報を送り(情報戦)、誘導を試みるのか、
といった、戦略を立てるでしょう。
戦略②の方は相手が視点になるので、より戦略は緻密でなければなりません。
戦略①が『与えられた資源に対して1以上の効果を発揮することを考えること』とするなら、戦略②は『相手の環境を変えて自分の優位に立つ方法を考えること』になります。
サッカーでいうなら
相手のエースがいるところから攻めよう(=相手のエースを守備に追いやる)だったり
相手のエースがいないところから攻めよう(=相手のエースのボールに関わる時間を減らす)だったり
まず相手陣地に早くボールを運ぼう(=ボールを奪われたとしても自分のゴールまで距離がある=失点しづらくなる)
といったところでしょうか。。。
ちなみに昨日のコーラの例では
”卸問屋に行く”は環境の変化を意図して入れてあります。。。
このように自分が考える「戦略」とは大きく分けて2つあります。
ここに自分の強みや相手の弱み、自分の弱みと相手の強みなどの要素を入れていけばもっと実践的な戦略が出来上がると思います。
ここについても機会を改めてお話しできればと思います。
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