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ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか ② 人間関係

② 人間関係

人を思いやる

「最近、仕事で上司や部下に感謝されたことはありますか。その時、どんな気持ちだったでしょうか。周りの人に親切にしたおかげで、仕事がうまく進んだ経験はありませんか。1日1つでも構いません。見返りを期待せずに、思いやりを持って人に接してみましょう。」

ワンランク上の仕事を任せる

「あなたは部下にワンランク上の仕事を任せていますか。上司がやっているようなワンランク上の仕事に挑戦していますか。小さなことでもかまいません。今日から始めてみましょう。」

自分を犠牲にする

「あなたはこの1週間、何か人のために役立つ仕事をしましたか。自分のためではなく、人のために働く達成感を感じませんでしたか。それこそがリーダーシップです。」

仕事に意味を与える

「あなたは仕事にやりがいを感じていますか。TESSEI の事例を模範にして、自分の仕事を再定義してみましょう。」

部下と距離を置く

「あなたは同期で親しくしている友人はいますか。将来、その友人は自分の部下になるかもしれないし、上司になるかもしれません。その時、友情と仕事を混同しないようにしましょう。」

異国の文化を尊重する

「外国とのやり取りで、腹が立った経験はありませんか。そういう時はうまくいかなくて当たり前だと思いましょう。異文化は「理解できないもの」なので、受け入れるしかありません。こちらから謙虚に質問して、相手の慣習や文化を学びましょう。」

変革に巻き込む

「新しいことをやろうとして、周りの人から反対された経験はありませんか。今度同じようなことがあったら、彼らの立場を思いやりましょう。そして、うまく巻き込んでいきましょう。」

失敗を許容する文化をつくる

「あなたは部下が失敗したら減点しますか。それがチャレンジした証であったなら、できる限りプラスに評価しましょう。失敗を共有財産として生かしましょう。そうすれば、部下はますます挑戦しやすくなります。」

背中を押してあげる

「あなたの部下の中に「昇進意欲は高いのに言われたことしかやらない人」はいないでしょうか。そういう人には、少し裁量権のある仕事を任せてみましょう。うまくいったら、全力でほめ、つまずきそうになったら、全力で支援しましょう。」

部下の手柄を横取りしない

「あなたの周りに部下の手柄を横取りするような人はいませんか。そういう人は、その行為が管理職としての自分の評価を傷つけることを知らないのです。部下の手柄は、部下の手柄として、大々的に評価するのが、あなた自身の評価を高めることにつながります。」

優秀な部下を恐れない

「あなたは「オーバースペック(経歴とスキルが立派すぎること)だから」という理由で採用を断られたことはありますか。その場合は、採用担当者があなたを恐れた可能性があります。そういう企業には、採用されなくてよかったと思いましょう。」

社内政治に参加する

「社内政治は汚いものだと思っていませんか。その偏見を捨てましょう。フェアな政治もあるのです。あなたが政治に参加しなければ、部下に被害が及ぶことを心に留めておきましょう。」

メンターを持つ

「あなたのメンターは誰ですか。例えば、留学や転職をする時に推薦状を頼みたいと思うような人は誰でしょうか。同年代でもかまいません。4人の名前を挙げてみましょう。そして、メンターには定期的に会いに行きましょう。」

よい影響を残す

「あなたは移動前の部署、退職した会社など、自分が去った組織に何かよい影響を残したことはありますか。1つでも残っていたら、あなたはリーダーとして価値ある仕事をしたことになります。現在の部署でも「自分がいなくなった時、何を残せるか」を意識して仕事しましょう。」

部下のマインドセットを変える

「あなたは管理職として出世したいでしょうか。それとも現場が好きなので、あまり出世したくないでしょうか。もし前者を目指すのであれば、まずはマインドセットを変えましょう。現場の仕事からはできる限り卒業し、部下を支援することに全力を注ぎましょう。」

相手の利害に訴える

「あなたは家庭内でも、仕事でも、相手との交渉で失敗したことはありませんか。その時、感情に訴えていませんでしたか。自分の立場を滔々と話していませんでしたか。実を取りたいのであれば、相手の利害に訴えましょう。」

上司は自分で選ぶ

「あなたの上司は、あなたを成長させてくれる人でしょうか。これ以上何も学べないと感じたら、まずは学ばせてくれる上司を社内で探しましょう。」


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