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Voicy:チームって何だろう?を考える

「チームをアップデート」
今回、voicyを配信するに当たり、テーマは「チームをアップデート」に決めました。
しかし、そもそも、「チームって何だろう?」
ということで、アップデートする前段階として、チームって何かを、考えていきます。


◎チームとは、言葉の定義

あなたは、「チームをアップデート」と聞いて、どのようなことを思い浮かべましたか?

・スポーツのチーム
・仕事などのプロジェクトチーム
・複数人での対応が求められる 医療チーム など

人によって、いろいろな「チーム」を思い浮かべるのではないでしょうか。
この「チーム」の中に、ぜひ、「ファミリーチーム」の視点を盛り込んで欲しいです!

あなたにとって、「ファミリー」と「チーム」この2つの言葉は、繋がりそうでしょうか。

そもそも「チーム」という言葉の由来を調べてみたところ、辞書には2つの意味が書かれていました。

①共同で仕事をする人々の集まり。組。
②競技で戦い合う、それぞれの組。

大辞林

さらに、「チーム」は外来語で、語源は、「複数の牛や馬が荷車を引くこと」から派生して、(競技や仕事などの)チーム、団、組、へと発展していって、このような意味になっているそうです。

つまり、チームとは、同一の目標に向かって行動する集団のことを指します。

一方で、単に人が集まった状態や、集団そのものについては、「グループ」と言われます。

私も今回、言葉の定義を再度調べてはっとしたのですが、あなたにとって、仕事や家族などの身近な集団は「チーム」になっていますでしょうか。グループになっていませんか?

ぜひ、「同一の目標に向かって行動する」集団として、「チーム」を意識してみて欲しいと思います。

◎チームづくりを意識する

では、チームは「同一の目標に向かって行動する集団」ということでしたので、それに当てはめて、ファミリーチームを見ていきたいと思います。
スポーツや仕事、では、「目標」が分かりやすく、同一の目標に向かって行動する、ことが、比較的捉えやすいのではないかと思います。

スポーツであれば「勝つこと」
仕事であれば「結果を出すこと」 など

一方で、ファミリーの目標は、いかがでしょうか。

  • 子どもを成人させること

  • みんなが笑顔で過ごすこと

など、すぐに出てくる方もいらっしゃると思いますが、目標?何?とぼんやりする方もいるのではないでしょうか。

ファミリーごとの目標は、あまりにも当たり前すぎて言語化することをしなかったり、長期的な目線であることもあり言語化しにくかったり、日々目の前のことに追われがちで、明確にしにくいこともあるかもしれません。
だからこそ、ファミリーとチームが繋がらなかったり、ともすると、ファミリーは当たり前に一緒にいる「グループ」のような存在になっていることも、あるかもしれません。

そんな、「当たり前」と思いがちなファミリーだからこそ、「チーム」として「同一の目標」を考え、意識を変えていくことで、母親をアップデートしていきましょう!

なお、私も認定コーチとして所属している次世代ファミリーコーチングでは、ファミリーを広義で捉え、「血縁者」に限らない、「子どもを思うすべての人」としています。
つまり、ファミリーの中には、「お父さん、お母さん、祖父母」も入ってくるかもしれませんが、「保育園の先生や、学校の先生、習い事の先生、近所の方、ファミリーサポートさんなど」も入ってきます。そして、同一の目標に向かって行動する「チーム化」することで、子育てをもっと楽に、抱え込まずに楽しむメソッドをお伝えしています。

ファミリーとチームは、繋がりましたでしょうか?そして、あなたにとってのファミリーチームは、イメージ出来ましたか?広い意味でチームを考えてみることで、「自分だけで抱え込まない」マインドセットが整っていきます。

私たちは、「一人で抱え込みがち」で、母親だからとあれこれ頑張っている方、無意識で行動されている方も多くいます。だからこそ、同一の目標に向かって行動出来るチームメンバーを増やす、意識を持つことで、一人で抱え込むことを卒業し、仕事も子育ても、少しでも楽に出来る方が増えることに繋がります。

ぜひ、「現状を変えたい」「なんとかしたい」と少しでも思っている方で、チーム化について、特別に意識をしたことがなかった方に、一旦手を止めて、自分にとってのファミリーチームとは?を、考えてみてください。

◎私の失敗エピソード

チーム化をおススメしている私ですが、私も最初からチームづくり、が出来ていたわけではありません。

子どもが1人増える度に、ファミリーの状態も変わるので、その都度、パートナーや周囲と話をし、コーチングのスキルなどのコミュニケーションスキルをアップデートすることで、なんとか乗り越えてきました。

特に、第二子出産後に、異業種転職した際には、コロナ禍ということもあり、チーム化が上手く機能しなくて、仕事の変化と業務負担と、家庭内のオペレーションの煩雑さに、悲鳴を上げていた経験があります。

負のスパイラルに陥ってしまい、夫婦で抱え込み、お互いへの要求が高くなり、子どもにも怒る頻度が増えるという、余裕のない生活を送っていました。

今思い返すと、コロナ禍のタイミングでチーム化の視点がもっと持てていたら、相手を信じて任せるとか、ばっさりやめることを決めるとか、もっと楽に行動する視点が持てていたのではないかと思います。

私はこの時のツライ仕事と家庭の両立の経験から、第三子育休中にコーチングを学び、ファミリーチームつくりのヒントを学び、生活の基盤を整えることに注力する育休を過ごしました。そのおかげで、育休から明けてもうすぐ1年になりますが、仕事をしながら家庭生活を、子どもの人数は増えていますが、以前より楽な気持ちで取り組めていると思います。

「一人で頑張っているわけではない」と思えていること

これが、私にとって、チームづくりをして本当に良かったと思えている、ポイントです。

◎終わりに

いかがでしたでしょうか。チームとは?から、ファミリーチームについて、さらには私の失敗談も、お伝えしてきました。

ファミリーとチームは繋がりましたか?
ファミリー以外にも、私たちはいろいろな人たちに囲まれ、色々な役割の中で生きているので、あなたらしい、複数のチームを持っていることを、意識してみてくださいね。
そして、チームつくりは、一人一人、その方の状況によって違います。正解はありません。
ぜひじっくり、ご自分の状況を俯瞰してみて、考えてみてください。

チームは「同一の目標に向かって行動する集団」とお伝えしましたが、これは、難しく考えるのではなく、
・チームの視点を持つこと
・チームメンバーで協力して行うこと
この2つの視点を持てると良いと、私は思います。

チームづくりと一言で言っても、自分ひとりで出来ることばかりではないですし、関係者とのコミュニケーションコストはかかったり、時間がかかることも、変わるまで時間がかかることも多いです。なので、母親自身が楽しみながらやれるようにすることが、大切です。

一人で抱え込みがちな私たちだからこそ、「私一人で頑張っているわけではない、なんならパートナーだけでなく、子どももチームメンバーとして協力してくれる仲間」と思えると、少し気持ち楽に生活できるようになるのではないでしょうか。

「チームづくり」自分にとってのファミリーチームってどんなことかなと、考えるきっかけにしてもらえたら、嬉しいです。

#3「チームをアップデート」チームって何?を考える(やひ) - 母親アップデートコミュニティ(HUC)

#Voicy


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