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「気持ち」を「伝える」ということ

小学2年生の長女との会話に「気持ち」の単語が入ることが増えてきています。EQを学び、「感情」を知性として活用したいと行動している私にとっては、とても嬉しいことなので、書き留めます。


ムードメーター

長女とは、ムードメーターを使って今の気持ちを話してもらうことがあります。

ムードメーター:アイズプラスより

エネルギーとフィーリングを10点満点で自己採点してもらうのですが、何度も表を使って聞いているからか、感情的になっているときに気持ちを聞いても、点数を答えてくれるようになりました。

長女の場合は、

ワクワクするお出かけの前は点数が高く、
学校から帰ってきて疲れていると点数が低い、

傾向が見えてきました。

このように、気持ちの上がり下がりの傾向が掴めると、点数が低い場合においては同じような状況になる前に、対応を考えることが出来ます。

学校から帰ってきて疲れていることについて、長女と、「本当はどうしたい?」を何度も話し合いました。本当は怒りたくない、怒るともっと疲れる、けどちょっとのことでイライラしたり、周囲にあたってしまう。。

「気持ち」を話すことで、気持ちが落ち着いてくることもわかってきたようで、学童から早く帰る日を作ったり、夜寝る時間を早めたり、工夫するようになりました。

感情のことばが増えた

感情的になっているときはなかなかこちらの話も聞いてもらえないですが、感情が落ち着いている時に、「感情」の言葉を絵本などを用いて繰り返し耳に入れるようにしています。
また、私からの会話でも、「どんな気持ち?」「理由は?」と感情についての質問をしているので、ことばが増えてきました。

ことばが増えると、会話がスムーズになり、「伝える」ことに慣れてきていると感じます。

深呼吸をする

さらに、感情的になっている時に、深呼吸をすることも覚えた様子。怒っているので深くは出来ませんが、彼女なりに怒りながら深呼吸をして、なんとか落ち着かせようとしていることも、増えました。

大人でも難しい「感情をコントロールすること」に挑戦している長女、8歳でもここまで感情に向き合うことが出来るのだと、関心しています。

日々の習慣

「気持ち」を取り扱うこと、「伝える」ことは、日々の繰り返しだと感じます。一気に出来るようにはなりませんが、日々小さなことを繰り返すことで、着実に「気持ち」に向き合う習慣が育っていきます。
目に見える成果が分かりにくいので、心が折れそうになることもありますが、小さなことから、日々の関わりを続けていきたいと思います。

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