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感情マネジメント:セミナー開催報告

6/16金10:30-11:30、「ママノバ(*1)」の場所をお借りして、オンラインセミナーを開催しました!

●ワーママこそ「感情」を感じよう!
 子育てにも仕事にも使える感情マネジメント

今年に入り学んでいる「感情マネジメント」について、EQとコーチングを絡めながらお伝えしていきました。

申し込み時は、満席→増席→満席→増席と、多数の方に興味を寄せていただき、当日は20名を超える方にご参加いただきました。

今回はセミナー開催の報告として、どのような内容をお伝えしたのかまとめていきます。


■自己紹介

まずは私のことを知っていただくことから。
イライラママで疲れていた過去から、「コーチング」で未来を感じること、「感情」をマネジメントすることで、楽に生活出来るように変化していることをお伝え。

そしてみなさんの自己紹介とアイスブレイクも兼ねて「最近のイライラエピソード」を共有。

私からも「あるある」のイライラネタをお伝えしつつ、みなさんのイライラエピソードをチャットに記入いただきました。

・小学校の準備をギリギリまでやらない
・下の子のお世話中に上の子が甘えてくる
・食事だよーと言っても食卓に来ない など

イライラのエピソードは「笑わないとやっていられない」からか、みなさんで共有すると「うんうん」と笑顔で頷いてくださっていました。みなさん同じようなことにイライラしていることも分かり、「私だけじゃない」という空気から場があたたかくなりました。

■感情とEQ

・感情とは?
ワーク①として「感情」を言葉で表してもらいました。
時間が短かったこともあり、「なかなか出てこない!!」

感情を表す言葉をたくさん知って使えるようにすることで、自分の感情を表現する語彙が増え、より豊かな感情表現が出来ると言われています。

ぜひお伝えした言葉を、日常で使うことを意識してみてくださいね。

・EQとは?
EQは人の感情を取り扱う能力、と言われていますが、感情と行動とEQそれぞれにその人らしさが出ることをお伝え。

EQ=感情を取り扱う能力、を意識出来るよう、具体例をお伝えしながら進めました。

EQは非認知能力として、子どもを育てる上でも注目を集めているワードです。まずは親である自分たちから、後天的に高められるEQの伸び代をお伝えしつつ、取り扱う力高めるために、「感情」「行動」それぞれを感じるワークを進めました。

■感情から考える

感情はマネジメント出来るの?
人によっては「感情はコントロール出来ない!」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、人は大なり小なり感情をコントロールしながら生きています。

また相手との距離感、関係性によっても、感情がストレートに出てしまったり、配慮出来たりするものです。

ワーク②として、感情は取り扱えるかも!?!を感じてもらうために、ポジティブリストを作成しました。どんな時にポジティブ感情になるかな?ポジティブ感情になることを想像しながら、行動を書き出していきました。

私の場合は、
・私はリンツのチョコを食べると落ち着きます。
・私はクラフトビールを飲むとご機嫌になります。
・私は「ありがとう」と感謝されると嬉しくなります。 など

手軽に出来そうなことから、旅行やイベントなど中長期的に出来たら良さそうなポジティブリストまで、様々な内容を共有。他の方のポジティブリストを聞くことで、私もやってみよう、私もこれをやると嬉しいな、など、気付きが広がります。

イライラした時にすぐにポジティブ感情に切り替えるのは難しいかもしれませんが、イライラの感情から離れ、自分をポジティブに整えることが出来るようになると、「なんでイライラしたのかな」「怒った裏側には本当はどんな感情があったのだろう」と自分を俯瞰して考えることが出来るかもしれません。

自分をポジティブ感情にするための「ポジティブリスト」、ぜひ日常で活用してみてくださいね。

■行動から考える

行動はマネジメント出来るの?
行動を取り扱い、変えていくのは難しそう、、と思いますよね。
行動を変える為のプロセスとして、まずは自身の行動傾向をチェックしていきました。

ワーク③、株式会社アイズプラス(*2)が作成している「EQチェックリスト」を用いて、現在の行動を知り、その裏にある自身の感情を考え、その上でありたい行動を考えていく、ことを行いました。

行動を根性論で変えようとするとすぐに元の行動に戻ってしまいますが、その行動の裏にある「感情」を大切にすることで、本当にどうなりたいのか、行動の選択肢を広げることで「行動を変えられるかも?」と思えるかもしれません。

苦手なことを無理にやるのではなく、得意なことから継続出来る方法で行動を変えていくことで、「行動を取り扱えそう!?!」と思ってもらえるのではないでしょうか。

■未来思考、どうありたい?

最後は未来思考。ありたい感情、ありたい行動から、ワクワクの未来を描いていきます。

ワーク④として、アイスブレイクで書いたイライラエピソードを、どうなったらよさそうか、ワクワクの未来を考えてもらいました。

私からは自身のエピソードをもとに考えたワクワクの未来を話しつつ、考える時のポイント3つにまとめたものをお伝えしました。

「ワクワクの未来」と言われても、すぐに描ける方と描けない方、これで良いのか迷う方、様々です。正解はないので、「どうなったら良さそう?」「本当に?」と繰り返し自分に問いながら、自分らしいイライラの対処法を見つけるために、試行錯誤していきましょう。

■まとめ

今回のセミナーでは
・自分の「感情」「行動」を感じよう
・「どうなりたい?」未来思考で感情を俯瞰し、どう取り扱いたいか考えよう

をゴールとして進めました。

限られた1時間の中、じっくり個人ワークに組んでいただいたり、数人で意見交換したり、全体で口頭発表して共有する時間が取れず、消化不良になってしまった方もいたかもしれません。

しかし、イライラのエピソードを共有し、みんなもイライラしていることが分かったこと、そして感情も行動も感じることで取り扱えるかも!?、さらに未来を感じることで、今はイライラしても良いのかも!?と思ってもらえたのではないでしょうか。

開催後のアンケートでも、みなさんのお声をいただけて嬉しかったです。

ご参加くださったみなさん、また、この場を作ってくださったmogの古川さん、本当にありがとうございました!

*1今回お世話になった「ママノバ」はこちら。

ワーママがキャリアの可能性を広げる場として、ボランティア、イベント、研修、カウンセリング、コミュニティなど幅広い場を提供くださっています。

私は、キャリア応援コーチング、のプログラムなどで連携しています。

*2 EQチェックリストを作成している「アイズプラス」はこちら。

私は社会人インターンとして、関わらせていただいています。

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