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とれたの新物産探し

みなさんこんにちは!

とれたのでは国立の野菜や物産だけに限らず、全国各地から様々な商品を取り寄せて販売しています!
新しい物産を探して、問い合わせて、経営会議で承諾が得られたら取引を開始して店頭にその商品が並ぶことになります。

今回はその過程を簡単にご紹介します!


新物産探し

まずはとれたのに入れたいと思う新しい物産を探します。
ここで重視するポイントは主に4つあります↓

・原料が国産品である
・添加物が使われていない(または少ない)
・消費期限が長い
・常温保存が可能である

この条件をできるだけ満たす商品を探します。
とれたのにいらっしゃるお客様は原料や添加物の有無に関心がある方も多いので、上2つの条件は必須です。

冷蔵庫、冷凍庫はすでに商品で埋まっているので常温保存が可能な商品を探すことが多いですが、夏にアイスを導入するなど季節によっては冷蔵、冷凍保存の新物産も店頭に並びます。


問い合わせ


入れたい物産が決まったら早速その会社に次の二つを問い合わせます。

・卸売をしているかどうか
卸売りとは、メーカーが店舗向けに商品を販売することです。卸売りでは卸値という市場売価よりも安い値段で取引されるため店舗は利益を得ることができます。問い合わせ先が卸売りをしていない場合は利益が見込めないため基本的に商品導入は断念します。

・最小のロット数
最小のロット数とは卸値で取引をすることができる最小の商品の個数です。あまりにも最小のロット数が大きいと消費期限内に売り切ることが難しくなるためその場合にも導入は断念します。


売価設定


取引が成立して商品がとれたのに届いたらいよいよ店頭に並べるのですが、その前に売価を設定する必要があります。大抵の場合、売価の70%前後が卸値になるように設定します。(「原価率」=70%前後)これが小売店の原価率の目安だそうです。




このようにしてとれたのには新商品が導入されています。市民スタッフの方と相談しながらも基本的には学生が担う仕事です。



自分が入れたいなぁと思う商品を実際に店頭に並べることができるのは結構すごいことだと思いませんか?全国各地の商品を取り扱っているので、限られた地域でしか販売されていない商品を導入することも可能です。


そして自分が推薦して導入された商品の売れ行きが好調な日には拳に力を入れてガッツポーズ!(もちろんその逆も然り。)責任感と達成感を得ることができる仕事になっています。

一度取引をしたメーカー様とはそれ以降も商品の取引がしばしばあります。先方のご厚意で新商品のサンプルを送っていただいたり、最小ロットよりも少ない個数での発注にも対応していただいたいたりすることもあります。


イチオシの地域限定商品をとれたのの学生にオススメしたら、いつの間にかとれたのの店頭に並んでいる!ということもあるかもしれませんね。


圧倒的売り上げ額を誇る「青梅の地卵」に続く新物産を探し求め、現在も奮闘中です!

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