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【一橋】履修の極意 法学部編

一橋大学法学部1年生のみなさん、この度は合格おめでとうございます。この記事では法学部の1年生が履修を組む際に気を付けるべきポイントを紹介していこうと思います。

履修の基礎や用語についてはこの記事が参考になりますよ!

こんにちは、Pro-K商店街協同チーム、法学部4年のささきです!
一番人数が少ない法学部、相談できる人も少ないですよね。。


そこで、新入生の皆さんが少しでも安心して履修を組めるように、必死に思い出しながら書いていこうと思います。

法学部の授業の特徴

授業の特徴としては、大人数で出席が少なく、テスト一本勝負の授業が多いです。勿論出席を取る授業はあるので個々の授業についてはcelsからシラバスを確認してほしいですが、基本、大きな評価方法はテストだと思ってください。

ですので、自分で勉強ができる人はぶっちゃけ出席しなくても単位はとれます。(ただ、その分テスト前は大変になりますし、授業でしか言ってくれない内容も多々あります。)

あと、法学部科目のテストは六法の持ち込みが可能な場合がほとんどです。たまに「六法の内容全部暗記しなきゃいけないんですか?」みたいな質問を受けることがあるのですが、そんなことは全くないです。てかできません。

持ち込めるので、どこら辺に該当条文があるか、この条文は何を意味していて、どういうケースに使えるのかが分かっていればテストは大丈夫です。

ポケット全然入らないポケット六法がこちら

ポケット六法入らない

法学部の履修の特徴

1、2年のうちは、全学共通教育科目(通称、般教。PACEとか英語とか第二外国語とか)以外には、学部導入科目と前期指定基礎科目を中心に履修することになるかと思います。

詳しくは、学士課程ガイドブックの法学部の箇所を見てほしいのですが、以下説明していきます。

まず、学部導入科目は4種類ぐらいしかないですし、取るべき単位数も4単位なので、1年の春夏でとってしまうのがいいと思います。私は「実定法と社会」などを選択しました。変わってたらごめんね。

それから、前記指定基礎科目は、単位数もかなりの数を占めているのでバンバンとっていくことになります。

公法部門でしたら憲法、民事法部門でしたら民法、刑事法部門でしたら刑法などが前期指定基礎科目になってると思います。

また、将来的に自分がどういう道を歩みたいのかも踏まえてとれると後が楽です。

これは実際2年生から3年生へ進級する際に、「法学コース」と「国際関係コース」を選択することになりますが、その際、卒業に必要な一定の単位数がコースごとに指定された部門の科目から取得することになるので、ざっくりとした進路は意識しておく必要があります。

確か今年度から新しく法曹コースもできているとか、、!?

例えば、私は「法学コース」ですが、卒業後は民間企業で活躍したい!と思ってましたので、民法は一通り取りました。あとは、憲法、刑法、それと部門外講義の面白そうな科目、他学部の入門科目も取ってましたね。

大事なことはいつもさらっっと書いてある (1年時から直接関係してくるわけじゃないけどね)

履修相談 23頁写真

必須科目について①「実定法と社会」

難しそうな名前がついていますが、簡単です。まぁ導入科目なのでね。

憲法や民法、刑法、知財法などについて概要を薄ーく扱っていく授業です。法律ごとの特徴がつかめるといいんじゃないでしょうか。楽しく受けましょう、心配はいりません。

必須科目について②「導入ゼミナール」

必須科目と書いてありますが、導入科目として2単位4科目必要だよ、ということで導入ゼミナールが必要ということでは全くありません。私が「実定法と社会」以外に導入ゼミナールをとっていたので。。

むしろ導入ゼミナールとる人はかなり少数でして、多くの方は他に「法と社会」「現代国際社会と政治」とかとっていましたね。

導入ゼミナールは、10人程度で、先生と学生との距離が近いです。3年から入るゼミの雰囲気が分かるので、おすすめしたいです。

毎週課題が課される場合もありますので、少し大変だったりもしますが、少人数の授業もとりたい!という方は良いのではないでしょうか。

内容はゼミによって違いますが、法律の枠を超えて面白いテーマが出され、それについてレポートを書くというのをやってました。

1年の前期で取るべき授業

まぁPACEと英語と二外とったらあとそんなコマ残ってないと思いますが。。

上で書いたコースの選択にもよってくると思いますが、法学コース国際関係コースどちらにも共通して組み込まれてるのが、基礎法部門、公法部門、部門外講義の授業なんですよね。

基礎法部門や部門外講義は、ごりごりに法律法律してなくて、1年生も取りやすい科目がそろっていると思います。

特に基礎法とか「~史」ってついてる科目多いと思いますが、受験で歴史を勉強してきた皆さんにとっては学びやすいのではないでしょうか。

部門外講義は、かなり実務に近い科目もあり、自分の将来を考える機会にもなると思いますよ!私のおすすめは「損害保険の法と実務」「法律家と現代社会」ですね。

履修例(画像とともに)

こんな感じですかねー(もう4年なんで、記録がなく、わざわざ作りました笑)

画像3

       ↑春学期

画像4

       ↑夏学期

1年に原則44単位までしか取れないというCAP制の関係で、大体1学期11単位前後になるようにしてます。

1限はあまり多くしない方が良いと思いますよ、後悔します。

最後に

法学部ってよく「つぶしが効く」って言いますよね。
確かにその通りで、法学部ですと、いろんな道があるかなーと思います。
法曹、民間、公務員、大学院進学、、、etc

ただ、いろんな道があるからこそ、親や周りの意向に左右されず、自分で選択してほしいなと思います。

そして、一番大事なこと!
せっかくの大学生活です、是非自分が夢中になれる活動を見つけて注力してほしいなと思います!

単位を取りこぼさない程度にね。笑

まとめ
・大人数で出席が少なく、テスト一本勝負の授業が多い
・般教以外は、導入科目と前期指定基礎科目を中心に履修
・3年からコースが分かれ、単位にも影響してくるので、早期からどういった進路を進みたいのか意識すべき
・導入科目は心配いらない、余裕で単位くる
・あとは、最初は基礎法部門や部門外講義の科目なんかがおすすめ
・1学期11単位前後、1限をあまり多くしないように
・自分が夢中になれる活動をみつけて頑張ること!!!


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