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身体は考える

“論理的に説明できる事は、「論理的に説明できる程度のこと」”

引用 : 身体は考える p48

カラーも、身体で考えることが大切だと思います。
もっと、自分の身体感覚に耳を向けて、自分が感じるままに振る舞い、自分の中に基本を作ることが大切だと感じる、素晴らしい書籍でした。

SNSやネットニュースで他人事に注意を取られるより、自分に注意を向けると、普通に立っている時も、座っている時も、いかに余計なところに力を入れて、力んでいるかを感じられます。

力を抜いて、バランスを崩してしまうのが怖い。だからどこか力んでいる。


日々の仕事、時間の多くを費やすことでも、力んでいませんか?


ドレーピングの時も、スマートフォンを繰っている時も、少しでも力みが取れれば、身体は動きたい方向に動けて、技の桁が上がるかもしれません。

動きが変わったり、使える知識や引き出しが増えるなど、上達を感じられれば、どんなことも楽しくなります。

ビジネスとしてカラーを捉えると、マーケティングや広告、口コミやらに気を取られ、上達という喜びは感じられず、売り上げや将来の不安などが付きまとうと思います。

そこで、カラーを自分を上達させてくれる、身体性を帯びた運動と考えたらどうでしょうか?

流れるようなドレープ捌きで、お客様を魅了するには、身のこなしを上達させる必要があります。ドレープを取る時の、肘の角度一つ取っても、完成系はありません。
毎回のカラー診断で発見があり、上達・成長する喜びを感じることができます。
身体を上手く動かそうと、身体の構造や栄養学、睡眠などについて興味が出るかもしれません。
TCカラーセラピーの中田さんのように、筋トレ・ボディメイクにシフトするのも、良い身体性だなと思います。以前より、ウォーキングに力を入れているイメージコンサルタントは多いです。

カラーの知識も、波や振動という観点で量子論に取り組むだけでも、膨大に学ぶことがあります。勉強で頭を動かすという、一番エネルギーを使うことであっても、大学受験の比ではない量と質を、楽しみながら、自分ごととして、身につけていくことができるかもしれません。
自分で考えることが楽しくなると、読書は最高のエクササイズです。

学べば学ぶほど、カラーを使えるようになればなるほど、「自分は何も知らないんだな」という課題が見つかると思います。
長く続けている方は、ずっと、様々なジャンルを学び続けています。

そうなると、一生を賭けて追い求めたいと思う、道ですね。


前作の上達論も、刺さる人には、とても深く沁みる言葉がたくさんありますので、オススメです!!