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語り継がれる設計(悪い意味で)

あるシステムに。

・hoge_nb
・hoge_wk

という名前のDB(データベース)があった。
もちろん仮の名前である。


この名前から、

hoge
 └ hoge_nb
 └ hoge_wk
 └ hoge_xxxx

という構成を想像した。
hogeはシステム名である。

wkはworkで作業用だろうから、
それとは別に主となるDBがあるのだろう。

nbは何の略かは分からぬが、
wkが作業用ならこいつが主のDBだろうか。


予想の範囲内ならこんな記事は書かない。

答えは、

主となるDBがhoge_wkで、
hoge_nbは作業用、とのこと。

なんじゃそれ。

あまりにも紛らわしい。


先人の(主に負の)遺産を引き継いだ担当が言うには、
wkはworkの略ではなく、別の何かの略らしいが、不明。

先代の担当者も同じことを言ったそうだ。

ちなみに最初はhoge_wkだけで、
後の機能追加でhoge_nbを追加したとのこと。

そのくせnbの意味も分からないという。
ほんの数年前だろうに。

わけがわからん。

口承の蒐集ってこんな感じなのだろうか。


そして、まぁ、ある意味で必然なのか、
設計の資料が全く無い。

名前の由来はともかくとしても、
それじゃあ、もしかして、他にもDBがあるかもしれない?

そりゃあ、無いです。
見たこと無いですから。

量子力学か。

どうも、思った以上に根が深いようだ。


ともあれ、とりあえず、資料を作った。

データベース一覧。

2行しかない小さな表であるが、
補足のコメントがやたら長いものとなった。

事細かに資料を作る必要は無いと思うが、
せめて要所くらいは押さえておいてほしいところ。

口伝は勘弁してくれい。

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