熱帯低気圧が来たから
ハリケーン「ヒラリー」。
2023年8月の下旬にカリフォルニア州の南部を通過した熱帯低気圧。加州通過は1939年以来84年ぶりだそうだ。
ところで。「カリフォルニア」が長いので加州と略した。ここでの加州は加賀ではなくてカリフォルニアのほう。また、加州はカナダの意味もある。カナダの漢字表記は加奈陀。見慣れないぶん当て字感が凄い。昭和のヤンキーか。日本・カナダなら「日加」となる。
加州。最近では刀剣がらみで馴染みの人も多そうだ。そういうことには詳しいらしい。個人的には加州米。カリフォルニア産の米。カナダ・アメリカなら「加米」か。ややこしい。
音だとカシューになりかねず、カシューナッツかカシュー・アルナーグⅠ世あたり。会社もヒットしたけれど置いておくとして。アルナーグⅠ世さんはどこぞの島の傭兵王。古いなぁ。
ヒラリー大暴れ!
当時いくつかの見出しを眺めて浮かんだのがこのフレーズで、被害も出ているので不謹慎なのだが、実はちょっと笑ってしまった。自分で捻りだして自分で笑っているのだから安いものである。
ヒラリーで誰を思い出すか。一般的な日本人(という謎のくくりかたはともかく)なら、1人、あるいは2人だろう。登山家か政治家だ。
登山家のほうはエドモンド・ヒラリー。「そこに山があるから」の人、と勘違いされる人。言ったのはジョージ・マロリー。しかも誤訳で「そこにエベレストがあるから」が妥当な訳とのこと。意訳しすぎたのだろうか。彼は人類初のエベレスト登頂者。
政治家のほうはヒラリー・クリントン。どうも、もちろん個人的な感想であるが、どうにも穏当な表現をしづらい人。エネルギッシュ、とでもしておこうか。ケンカしたらどこかを噛み千切られて負けそう。
そんなイメージの人が大暴れ!、いや、もちろんヒラリー女史のほうだけれど、浮かんだイメージは怪獣映画のそれで、なるほど、彼女なら、、、いや待て、なんで東京タワーを、、、いや、駄目だ、うん。まぁ、それだけ大きな存在ということだ、うん。
名前で結び付ける遊びもほどほどにしないと面倒になる。その昔に隣の部署にいた中曽根さん。とりあえず脳裏に浮かぶのはあの内閣総理大臣。しかし実際はちょっとメタボ気味な長髪メガネさんだった。
で。なんとなしに天気予報を見たら台風14号が発生したとのこと。気になる名前は「コイヌ」。こいぬ座の小犬。発達して上陸したら「小犬大暴れ!」となる。
ついでに2023年の台風の名前を眺める。20号は「ケーミー」韓国語で蟻のこと。22号は「マリア」。女性名。25号は「ウーコン」。孫悟空のこと。悟空はヤバそうだ。
いっそ。台風の名前の命名権を売るのもアリか。いや、買わないか。いや、名前を売るのならアリか。悪いイメージは払拭すればいいのだ。被害が小さければ名前だけが残る。関係者はそれを祈り、望み、可能なら行動を起こせば社会貢献になるだろう。
台風グー〇ルが大暴れ!、と、なんとなしに有名どころを挙げてみたが、この会社なら実際に貢献するに違いない。いや、すでに行われているか。情報の有無や質は被害に直結するのだから。
こういう時に一般名詞をそのまま使う会社は弱い。台風note? 台風ノートってなんだ?、って感じだ。台風ラ〇ン?、台風線?、新しい気象用語?、てなもんだ。元Twitterも困る。台風〇。伏字だとわけが分からん。
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