読んだのは5年前の2019年。
なんでリクルートはあんなに幾つもの事業・プロダクトが成功してるのか、何かしら再現性がある方法論があるに違いない、知りたい。と思っていたところにドンピシャの本が出たので読んだのでした。
本書では、リボンモデルに代表されるリクルートの事業づくりを0→1、1→10前半、1→10後半、にわけて計9つのステップを紹介しています。
当時の仕事(HRテックの領域でtoCのモバイルWebプロダクトを作っていました)にも参考になる部分が多く、とても勉強になりました。今はtoB事業のプロダクトづくりを担っていますが、変わらず本書に書かれていることはとても参考になることが多いです。
振り返りも兼ねつつ、印象に残った箇所を抜粋・コメントしておきます。
めちゃくちゃわかりやすい。
「不」は「ニーズ」とは異なる。界隈によっては"Burning Pain"や"Burning Needs"とも呼ぶものと同義だろう。
リーンに検証すること。
R25の事例まで含めてめちゃくちゃわかりやすい。toB事業に携わる今、これらがいかに重要か痛いほどわかる。特に「誰がどのお財布から支払うか」を深く理解することは本当に大事。
良い。数字ではなく「なぜ」を突き詰めて再現性を作り、組織のナレッジにする。
マーケットや顧客の状況にあわせて価値を再定義することの重要さ。