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夏の体温 瀬尾まいこ 双葉社

オーディブルにて。
病気の子の、でも全然トクベツじゃない、イマドキの子の目線。苦しみも嬉しさも子どもらしさと現代らしい「空気を読む」対応力、友達と出会えた喜び等々が活き活きと描かれていてついつい先へと進んでしまう。
大きな悲劇もドラマティックな大事件もないけれど、彼らを支える人達も含めて、それぞれの場でそれぞれの運命を受入、それぞれが頑張っている様子全部を応援したくなっている自分に気付く。

一緒に入っている短編も良かった。
ラクではないけど自分なりに頑張って行こう。
そう思わせてくれる一冊。


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