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自分を愛することで、誰かを愛せる


お久しぶりの投稿です。
10月から新しい挑戦が始まる為noteに綴ろうと思います。

実はご縁がありまして
自分が卒業をした「東京ブライダル専門学校」の講師をすることとなりました。

高校を出た後に、
どんな人生を歩みたいか考えた時にたまたま見つけた”ブライダル”という世界。
もしかしたら「東京ブライダル専門学校」ではなかったら結婚式の道ではない場所に進んでいたかもしれないほど
当時の私は、のほほ~んと、強い意志もあまりなく入学したのを昨日のように覚えています。

専門学校で学んだ事

私が通っていた高校は中高一貫の進学校で、
偏差値も高くMARCHGと当時いわれていた所、もしくはそれ以上の大学に皆進学を目指していた。
昔から勉強ができず、
わかりやすく美術・体育・音楽が大好きな
感覚派少女だった私は、なかなか大学で学びたい事が浮かばず感性を生かした道としてブライダルのパンフレットを手に取りました。

”なんとなく興味がある”世界で手に取った私は、今はブライダルオタクな私を知っている人は「そんな深い意味がなくて、ここまで続けていて意外だね!?」と言われます。

今思えば、学校の先生や両親にも大学進学ではない事を止められず
「瞳はそんな子だよね」で後押ししてくれたのには感謝しないといけないなと思っています。
(子供のまだ見えぬ可能性を見抜くのってきっととても難しい。いつか親になった時に直面するときが来るのか…!)

東京ブライダル専門学校では、
ブライダルの歴史やマナーはもちろん

・スーツ姿で歩くウォーキングレッスン
 (今はないそうですが!今でも役に立つ!)
・ヘアメイクの授業
・ドレスの授業
・手話
・秘書検定
・コンセプト作成やプレゼン授業…
と多岐にわたって学ぶことができました。

恐らく他のブライダルの専門学校とは大きく違うのが、コンセプト作成やプレゼンの授業が
とても厳しく社会に出ても通用する本格的なものであること。

❑何度もお客様のヒアリングをし仮説を立て、その方にあった提案をする
❑お客様にとって分かりやすい提案書・ストーリーを大切にすること

もう恐ろしい程、やり直しの嵐で
何度も泣いて繰り返し先生にぶつかっていった記憶があります…
10時~17時までは授業でその後は22時まで作成物や企画の考案…
(それでクラスメイトとより仲が深まった)
今はきっとそんなに夜遅くはないとは思いますが…!

制作物は1ミリ単位でのチェックが当たり前。何度も新宿の世界堂に走りに行った…


新しい授業「ライフバランスコーチング」とは

さて、本題です。
私が今回授業をさせて頂くのは、
「ライフバランスコーチング」
というレジリエンスを活用した仕事とプライベートの心のバランスを理解する授業。

お世話になっていた先生から
「八木澤のプライベート、仕事。ありのままの事を教えてあげてほしい」
と声をかけて下さった事からご縁がありスタートすることになりました。

ブライダルの世界はどうしても仕事をする時間が多くプライベートの休息する日が少ない。
・休みがあってもずっと寝てしまっている
・遊びに行っても常に緊張感がある
・ミスをしていないか・お客様からの連絡が来ていないか常に頭にある
・大きなミスを起こしてしまい、お客様からのクレームで精神的に辛くなる
・仕事量の多さについていけなくなってしまう

幸せなお仕事なのに、
プランナーが幸せになっていない。
大好きなお仕事なのに、辞めざるを得ない状況になってしまう…
この働き方をどうしたらよいのだろうか…とずっと答えが見えないまま私自身も目の前の事に走り続けていましたが、
先日結婚をした彼に当時お付き合いしたてで言われて気付いた事がありました。

「お客様も、幸せじゃないプランナーに結婚式のプランニングはしてほしくないんじゃない?沢山の世界を知っていて、センスもあって、幸せな人に手伝ってほしいと思うよ」


ずっと私は思っていました。
”お客様が第一優先、自分の時間はその隙間…”
でもそれは違いました。
沢山の経験をしているお客様の人生に寄り添うには自分の余白を作り、深く丁寧に理解して、自分の中で学んだ感性を元にご提案するべきだと。

それに気づかない限り、
プランナーは働きすぎて起こっている世間の事を知らず、お客様のほうがウェディングの流行りや提案を持ってきてしまうという
ただの【手配係】で終わってしまう。

ライフバランスコーチングの授業では、
ストレスとの向き合い方を社会に出る前から自分の”クセ”を知ることによって回避するレジリエンスを活用した授業も行う。

何が自分にとってストレスになるのか?

それは何故思うのか?

そんな時はどんな思考になると、プラスに変えられるのか

答えがある授業ではなく、自分と向き合える授業を構築していく予定です。

”自分はこんな事を大事にしているんだ”とアイデンティティに気付け、
自分を愛してあげれる人に一人一人なってもらえるようなそんな授業になるように、私自身も勉強をして行っていきます。


話は変わりますが、
蔵前にある「自由丁」ってご存じでしょうか。

そこに行くと、せわしない世の中から
少し時間を止めて自分と対話できる時間を過ごすことができます。
未来の自分への手紙を書いたり
今、自分はどんな事を感じているかを考えられる素敵な場所です。

一人で、ゆっくりと休みたくなった方や
友人と、一緒に深く知れる時間にしたい方に
とてもおすすめです。

自由丁
https://jiyucho.tokyo/


一緒に行ってくれた
フォトグラファーのももこにも感謝です。



また、ゆっくり
授業が始まってからもこちらのnoteは
綴っていきたいと思います。


10代のエキスを沢山浴びてきますね。




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