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初めての台湾旅行 vol.1 台湾桃園国際空港

「台湾行こう」
友人からそう声をかけられたのは6月だった。いいね、台湾!行きたいね!その時点ではパスポートの期限はすっかり切れていたものの、まぁなんとかなるかとすぐにOKの返事をした。以前からこの国にはとても興味があったのだ。企画倒れとならないよう、急いでパスポートを取得する段取りをした。

旅行日程は9/8〜10の2泊3日。旅行を予約した後にもっと長旅にすれば良かったと後悔したものの、久しぶりの海外旅行なのでまずは短い日程で様子見が必要なんだと無理やり自分を納得させた。

今回の台湾旅行では序盤からやらかしているのだが(詳しいことは前回の記事で)、全体的には良い旅になったと思う。2泊3日といえど、3日目はほぼ移動で終わったので実質は1日半くらいの旅である。

まずは1日目から。
無事空港に辿り着き、なんとか飛行機に乗ることができた。

今回の航空会社はエバー航空

台湾の航空会社であるエバー航空。普段LCCの国内線にしか乗っていないため、LCCではないというだけでも若干そわそわしてしまう。

台湾へのフライトはおよそ3時間。時差は−1時間。到着したら時間が1時間巻き戻っていると思うとちょっとお得な気持ちになる。

日本→台湾 機内食

機内食は蓋を開けた瞬間から向こうの香りがした。魯肉飯のような香り。つまりこれは八角の香りなのだろうか。私は日本でもこの香りを感じる度に「台湾の匂いだ〜!」と思うのだが、今回の旅でこの感覚は間違っていなかったと思った。

この機内食は予想通り美味しくて、パクパク食べてしまった。きっと関東から乗る人はフライト時間が長いからゆっくり食べられるのだろう。しかし関西から乗る人はフライト時間が短いので少し焦らされる。同行者の友人は食べるのが超絶遅いタイプなので、デザートのゼリーを食べる前に「フィニッシュ?フィニッシュ??」とCAさんに聞かれていた。その後友人の食べるスピードが2倍速へ進化したのだった。

そして台湾桃園国際空港に到着。

遊台灣金福氣 Taiwan the Lucky Landキャンペーン

今台湾では5000元が当たるキャンペーン中。事前登録をしておくと当日抽選に参加できる。画面上を流れていくコインを選ぶと当たりかハズレが出るシステム。Youtubeではランタンを押している人もいたので空港によって違うのかも。当たる気満々で行ったものの結果は2人ともハズレだった。残念!

傾くポストが可愛い

空港には謎のポストが。このポスト、なぜ傾いているのか謎。テンションが上がりすぎていた私たちは、自分たちも傾きながらポストと写真を撮った。すごいうかれ具合だ。後で街に行って気付いたけど、台湾のポストはこの2種類を並べて置くのがマストのようだ。

その後は悠遊カードを求めて空港をふらふらしていた。悠遊カードというのは台湾で使えるICカードのこと。日本で言うICOCAやSuicaみたいなもので、買い物なんかにも使える。台湾ではMRTを使って移動することが多いため、公共交通機関を使うならば必ず持っておきたい一枚だ。実は5000元キャンペーンを当てる気満々で行ったため、購入場所を調べてなかったのだった。

結局駅の券売機で普通に買うことが出来たのだが、券売機は釣り銭がでないシステムになっていた。つまり、台湾ドルに両替したてのお札では金額が大きすぎて使えない。

ということで細かいお札を作るため、台湾らしくタピオカドリンクでカフェブレイク。COMEBUYTEAという店名は「乾杯」という言葉に由来しているらしい。

台湾発祥のティーブランド「COMEBUYTEA」

このお店が独自に開発した「ティープレッソマシーン」を使って淹れてくれる。マシーンを見るだけで絶対美味しいと感じてしまう不思議。

お茶の種類も多い。選ぶの迷うやつ

お茶の種類や中に入れるトッピングの種類、甘さの度合いなど好きにカスタムが出来る。日本語メニューも置いているため注文しやすくて良かった。

人気の組み合わせランキングがメニューに載っていたので1番人気の厚奶烏龍小芋Qというのにしてみた。100元だったので日本円で460円くらいか。かなり大きいので安い気がする。

パッケージも可愛い。台湾可愛い。

ウーロン茶でミルクティーというかつてない組み合わせ。普通に美味しくてびっくり!トッピングはタピオカではなくタロイモボール。これが大変モチモチしており、ほんのりと芋を感じられて美味だった。台湾桃園国際空港の第2ターミナルを使う際は是非とも試して欲しいお店。

カフェブレイクでお金を細かく出来たのでやっと空港から脱出。電車を乗り継ぎホテルを目指す。外の道路を眺めていると大量のバイクが信号待ちしていた。この風景、なんかアジアって感じ!日本もアジアだけど、全然バイク文化ではないから新鮮 of 新鮮。

台湾ってバイク文化だったのか

バイクが多いこと以外は日本とあまり変わらないな〜という印象。漢字も割と読めるため、思っていたよりも異世界ではなかった。ちょっと安心。

台湾滞在中のホテルは「グリーンワールド建北」

松江南京駅から徒歩5分と近い

フロントでパスポートを見せるとすぐにチェックインができた。

エレベーターを降りると本棚がある

私は本が置いてあるホテルがとても好き。本棚を見てるだけでもテンションが上がるし、日本語の本も少しだけ置いてあったのが好印象。

部屋がとても綺麗だった

部屋はベットが2つと手前に1人がけのソファが。このソファの座り心地が良すぎてここで寝れそうだった。このソファでゆっくり本でも読みながら寝落ちしたい。

湯船に浸かりながらテレビ見れるVIP感

海外のホテルにバスタブあるイメージがなかったからちょっとびっくり。ちなみに毎晩23時頃からちびまる子ちゃんが放送されていた。さくらももこさんファンでちびまる子ちゃんが大好きな私は毎晩湯船に浸かりながらちびまる子ちゃんを見ていた。まる子、私花輪くんの生活を疑似体験したよ…!

私がちびまる子ちゃんで1番好きな話が「まる子まぼろしの洋館を見る」なのだが、なんと台湾滞在中にこの話が放送されるというミラクル。出国前の電車乗り間違え事件が帳消しになるくらいの幸運、神様ありがとう…!

さて、次回からは観光編へ。



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空港に到着してからの時間はテキパキ動いて台北市内をたくさん観光するぞー!と思っていたのに、実際到着してみると空港をゆっくり見て回ったり、まったりお茶したりと全然予定通りに進みませんでした。でもそのゆったりとした時間が旅の楽しみなのかもしれません。

「傾くポストの謎」を調べてみた。
空港で見た謎のポスト。どういう意味があって傾けたのか気になったので調べてみたら、実は人々に勇気を与えてくれるとても素敵なポストだったことが判明。

ポストの名前は「微笑み萌ポスト」。
なんでも2015年に起こった大型台風の時にポストの上に看板が落ちてきて傾いてしまったそう。あのように大きくて丈夫なポストが曲がってしまうほどの圧力。自然の脅威を感じます。しかし、曲がっても強く立ち続けるポストから勇気をもらえるということでフォトスポットになっているようです。

参考:トラベルコ

実物があるのは南京復興駅。ということは、空港にあったのはレプリカでしょうか。旅行中南京復興駅で1回降りているので見にいけば良かったかも。

尚、実物には下記説明書きがあるようです。

2015年8月8日の台風13号の影響で落ちてきた看板が私達に衝突しました。辛くて思わず倒れそうになってしまいましたけど、踏ん張りました。しかし、見ての通りこうやって私達の腰はすっかり曲がってしまいました。でもこれも人生。腰が曲がっていても大丈夫。曲がっていたほうが私達芸術的で素敵じゃない?人生何があっても大丈夫って忘れないように私達と一緒に写真でも撮りましょう!

南京復興駅:微笑萌郵筒の説明文より引用

次台湾に行く時は見にいけたら良いな。

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