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余白をきりとる。

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日常の中にある余白を楽しむために、余白を切り取って言葉にする。
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余白をきりとる

人生に必要なことは「余白」なんじゃないか。 ある日突然そう思った。 例えば移動中に見つけ…

八木玲穏
5か月前
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カメラとさんぽ

最近のお出かけはもっぱらpapershootと一緒。 ミラーレス持って行った日も、気づけば結局paper…

八木玲穏
7日前
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ちびまる子ちゃんの思い出

2024年4月21日の放送回から「ちびまる子ちゃん」の声優がTARAKOさんから菊池こころさんに代わ…

八木玲穏
2か月前
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大切にしたいその場所と、いつか別れるその日まで

もっと通っておけば良かった。 これは何かがなくなるときに必ず聞こえてくる言葉だ。ほんの少…

八木玲穏
2か月前
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造幣局:桜の通り抜け2024

わたしは季節を感じるような場所に縁遠い人間だ。夏も海に行かないし、秋に紅葉を見にいくなん…

八木玲穏
2か月前
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ことばを旅したあの日のこと

ことばとは不思議なもので、あたたかい陽だまりのように感じることもあれば氷のように冷たく突…

八木玲穏
6か月前
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社会人になり損ねたら夢が見つかった話

大学を卒業し、新社会人として新たな1ページを踏み出すはずの4月1日。私はベッドに寝転がりながら1日を過ごしていた。 「今頃みんな入社式かー」 そんな考えたくもないことを考えては夢の世界へ逃避する。そんな堕落した1日だった。 つまり、私は就職できなかった。就職する努力もしなかったのだ。一応就職活動をしていた時期もあった。リクルート主催の就活イベントには参加していたし、企業主催の就職説明会にも行ったことがある。ただ、どうしても面接を受けるという行為が無理だった。面接特有のピリ