【ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません】3.4 よく使う仕訳は「10パターン」だけ!

ポイント

  • 仕訳は「25パターン」考えられる

  • でも、よく使うものは「10パターン」しかない


借方として可能性のあるものは、定位置のものが増加する「資産増加」と「費用増加」、あとは反対側の貸方の定位置のものが減少する「負債減少」「純資産減少」「収益減少」の計5つ。

貸方は「資産減少」「負債増加」「純資産増加」「費用減少」「収益増加」の5つが考えられる。

よく使う仕訳の10パターン

  1. 借方が現金預金(資産+)、貸方が借入金(負債+)
    銀行からお金を借りる

  2. 借方が現金預金(資産+)、貸方が資本金(純資産+)
    会社を立ち上げて資本金を入れる

  3. 借方が固定資産(資産+)、貸方が現金預金(資産-)
    固定資産を買う

  4. 借方が現金預金(資産+)、貸方が売上(収益+)
    商品を売る

  5. 借方が給料(費用+)、貸方が現金預金(資産-)
    給料を払う、経費を払う

  6. 借方が借入金(負債-)、貸方が現金預金(資産-)
    借金を返済する

  7. 借方が仕入(費用+)、貸方が買掛金(負債+)
    買掛(ツケ)で仕入れをする

  8. 借方が買掛金(負債-)、貸方が支払手形(負債+)
    買掛金を払うときに手形を振り出す

  9. 借方が前受金(負債-)、貸方が売上(収益+)
    前受金の取り崩し

  10. 借方が自己株式(純資産-)、貸方が現金預金(資産-)
    自己株式の取得

仕訳をするときに必要なのは、「あらゆる経済事象に対して、なにが動いてなにに変化したか」ということを正確にイメージすること。



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