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快気と古事記

 今日はさわやかな夏という感じでした。

 沖縄に住んでいたときは気温の変化なんてほとんどわかりませんでしたが、大阪はちょっと下がるだけでずいぶんと過ごしやすいです。

 湿気の違いなんでしょうか。

完全復活!

 気持ちのいい目覚めでした。

 睡眠時間は10時間程度と予想より短いです。結局、昨日は完徹しちゃったので、半日は眠るかなと思っていました。

 若干、寝足りない感じもしなくはないですが、低血糖や低血圧もなくスッキリ起きられました。

 不調は回復したらしく、散歩、洗濯、掃除と朝からたくさん動くことができました。

 不調時、小まめに作業を中断していたのが嘘のように、スムーズに動けるのが楽しかったです。

 改めて健康は大事ですね。

 今日は床掃除に力を入れました。

 床は家の中でも一番掃除しているところではあるんですが、不調だったときはキッチン周りを軽くキレイにするのが精一杯だったんですよね。

 布団の周りは髪の毛だらけだし、掃除してもなんかザラザラするし、と不快感が溜まっていたので解消しました。

 ツルツルになった床に達成感です。

 やっぱりというかなんというか、夕方辺りから眠気が強くなってきたので、今日は早めに寝る予定です。

 …… 今22時だけど眠れるかな。

日本の古代史と古事記

 新巻が発売されるたびにやってくる本好きフィーバーが落ち着いたので、また日本古代史に戻ってきました。

 今、改めて古事記を読んでいるんですけど、内容をほとんど理解していなかったんだなぁとしみじみしています。

 それなりに理解していたのは、スサノオが暴れ回った八岐大蛇の話までで、大国主や国譲りの話は思っていたよりわかっていませんでした。

 因幡のうさぎも八十神も、猿田彦もタケミカヅチも知らないわけではないんですけど、ゴッチャになっていたり、結びつかなかったり。

 神武東征以降はさらに理解していないので、古代史の天皇の話は全部わかりません。

 ヤマトタケルの話だけは辛うじてわかるんですけど、それは梅谷百の「キミノ名ヲ。」のおかげですね。

 「君の名は」と似たタイトルですが、内容は歴史小説です。現代から鎌倉時代末期にタイムトリップした主人公の恋と動乱の奮闘物語です。

 新撰組とか、歴史物が好きな人にはおすすめですよ。

 ネット小説から書籍化したもので、主人公からは天皇側の状況が、一緒にトリップした主人公の弟からは足利家の台頭が描かれて面白いです。

 この主人公のヒーロー役が護良親王なんですが、ヤマトタケルの話ととても似ているんですよね。

 だからヤマトタケルの話を見るたびに、「キミノ名ヲ。」の護良親王が浮かんできます。

倭は國のまほろば
たたなずく青垣
山隠れる倭し美し

 と続く思國歌が、さらに彼らの悲しさを煽って胸にせまってくるんですよ。

 また、ヤマトタケルの話を読んでから気になっているのが悪神です。

 崇神天皇以降から神の立ち位置が変わるらしく人間が出てくるんですけど、悪神の意味も変わってしまっている気がします。

 最初は高天原に従わない神々を悪神としていました。

 でも、ヤマトタケルのお話に出てくる悪神はなんか、動物ばかりで害獣のことを指しているっぽいんですよね。ちょっと気になってます。

精霊信仰とトートメー

 私の日本古代史ブームの火付け役は、YouTubeの「結城屋」です。

 YouTubeの動画のほとんどは、一度見たら二度は見ないことが多いんですけど、このチャンネルだけは全動画を何度もループしています。

 崇神天皇まで古事記を読んだとき、改めて彼を取り上げている動画を見て気づいたことがありました。

 沖縄にはトートメーという信仰があります。

 先祖崇拝ともいわれたりするらしいんですが、古代の権力者を神の子とする精霊信仰と似ているんですよね。

 神の子という語弊ですが、先祖を神(この場合は精霊)として信仰するというところがそのまんまです。

 沖縄の歴史はどうしても中国の影響が目立つんですけど、意外なところで日本との共通点を見つけてしまいました。

 沖縄にも古事記のような神話があります。

 その中に出てくる神様はもしかするとゴッドではなく、スピリットやフェアリーを意味するのかもしれないと夢想していました。

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