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「経営者目線」を持ったところで・・・

やぎもとです
一般社員に「経営者目線を求めるな」という内容の記事を思い出し
今回はあえて「経営者目線を持った方が良い」という方向で書いていきたいと思います
賛否両論あると思いますがお手柔らかに。



家族を養う、趣味の時間を楽しむ等々理由は様々ですが、多くの人が仕事をする目的は「お金を稼ぐ事」だと思います。
生活する為にはお金は必要で、そのお金を稼ぐためには「働く事」が必須になっていきます
なので皆、働いていますよね。
無給だったら明日から会社に行かないですよね。

今回のテーマである「経営者目線を持て」ですが、自分も若い頃に先輩や上司に経営者目線を持てと言われた経験があります。でも当時は「給料も立場も違うし、そんな目線持ったところで仕事が楽になる訳でも、給料が上がる訳でもねーだろ」と思っていました
実際、経営者目線を意識した所で、いきなり給料に反映されたり仕事が出来る様になったりはしませんしね。

ただ、会社を運営していて感じる事はやっぱり「経営者目線」は皆持っておいた方が良いです。
経営者目線って自分がその会社の社長になったらどうする?という事ではなく、自分の人生の経営者は自分だよという事なんじゃないかと思います。


仕事をしていれば、より多くの給料を貰いたいと思うのは当然だと思います。
そもそも、より多くの給料を貰うにはどうしたらいいか?
※業界や職種での平均賃金とか難しい事は抜きで

これは結局、実績や成果、会社への貢献度になっていきます
会社から求められる事に対してまずは結果を残す。その上で期待を上回るような事もする。
そうする事で「○○さんに任せれば安心」の様な立場になり、難易度の高い仕事が回ってくるようになる。それをまたクリアする事で評価が上がっていきます。
どの会社でもこの流れは大体同じなんじゃないかと。

転職をする際に、仕事内容や給料面、会社の将来性など考える事は多々あります。
自分には何が出来て、その中でどの業界、職種が適しているのか。
足りない部分があれば、学校やセミナーに通って資格を取ったりもしますよね。

その資格取得のために学校に通っている間って、学費としてお金は出ていってます。
仕事をしている間なら収入はありますが、そうでなければ毎月の収支はマイナスです。
学校に通っている間は、今までよりも時間もないはずです。

それでも、学校に通って資格をとる人は多数います。それはなぜか?
その取得した資格が転職先で評価に繋がり、給料があがる可能性があるからですよね。
「○○さんはこの資格もってるんですね。では△△の様な業務もお願いできますね」なんて事にすぐ繋がるかもしれません。
これって自分自身への投資ですよね。

生活に余裕があれば問題ないですが、学費の捻出に苦労する人もいます。
外食を辞め自炊にしたり、趣味の○○を週一回から二週間に一回にしたり。
時間の使い方も考えないといけないので、学校の場所やオンラインが可能かどうか、最低何回学校に行かないといけないのか。
事前に調べたり、生活の見直しは必要になってきます。


抑えられる部分は抑えて、未来に向けて投資する。
これって会社も一緒なんです。

会社の毎月の業務量と売上が一生同じだとしたら、本来はそこで働いている人の給料も一生同じなんです。だって売上(利益)が同じだから。

でもなんとなく毎年昇給って期待するじゃないですか?今年はいくらあがるかなーって。
売上が一生同じなのに、従業員の給料が増えていったらいつか必ず会社が潰れてしまいますよね。
なので会社は生産効率を上げて、コストを削減しなさいとなるんです。

ただ「経営者目線を持て」というのは、決してこの様な事を常に意識しろ、という事ではないと思っています。
もちろん経営者からすれば、会社の経営面を考えてくれる社員の人は有難いですが、中々強要もできない。

思うに「経営者目線を持て」というのは先程書いた「自分の人生の経営者は自分だよという事」を自覚する事かと思います。
どんな会社に勤めたとしても、その業務をクリアする事が自分の給料に変わっていく。
これはどの会社も同じです。

そもそも仕事を振られれない存在だったら、給料も上がらないし、最悪雇用されないなんて事もある。
そうならないために、皆自分のスキルを上げて出来る事を増やしてるんですよね
参考書を買って休日に勉強する人もいます。なんで勉強するのか?
自分のスキルが上がれば、求められる事が増えて仕事の難易度が上がっていく。それをクリアする事で評価があがり、給料に反映されていくからですよね。
そのために、無駄遣いを無くし自己投資する。時間がなければ、無駄な時間を洗い出し有効的に使う。
会社と個人で金額や人数は違いますが、やってる事は同じです。
経営者は会社を、自分は自分自身を経営しているんですよね。

これが「経営者目線」なんじゃないでしょうか。

自分は雇われの身だからそれなりの仕事をしてればいい。と思っている人もいると思います。
出世をして部下をもったり、役職について責任ある仕事なんてしたくない、と感じている人もいるでしょう。
仕事への向き合い方は人それぞれなので、色んな考えがあっていいんです。
ただ、経営者はそうじゃないんです。
ビジネスモデルを考えて考えて会社を興す。身銭を切って人を雇い、会社を大きくしていく。
そんな中で、なぁなぁで仕事されたら、その人をこの先も雇い続けようとは思わないですよね。

自分では「給料分は仕事をしている」と思っていてもある日突然解雇なんて可能性もゼロではないです
※実際は突然解雇は中々ないですが…

なので「経営者目線を持て」とはその会社の社長と同じ目線という訳ではなく自分自身のスキルを上げ、選ばれる要素を常に構築していく。
時間やお金を捻出し自己研鑽しなさいよ。じゃないと自分という会社を安定していく事は難しいよ
という事なんでは無いでしょうか。

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