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「イクメン」って言葉自体が…

やぎもとです。
今回は仕事の話ではなく「父親の育児」というテーマで書いていきたいと思います
自分自身も幼稚園に通う娘二人の父親なので、今パパの人もこれからパパになる人も何か育児のきっかけになれば嬉しいです

女性が家事や育児をやっても特に何も言われないですが、男性がやると途端に「イクメン」「家庭的な旦那さんで羨ましい」なんて事を聞いたりもして、同じ男性からしても違和感があります
そんな前提で書いた記事なので
「イクメンになれるお勧め育児方法」とか
「育児に積極的な旦那がしている事5選」とかではないのであしからず。

【育児に参加している】

子供が産まれる前までは「父親にできない育児は母乳をあげる事だけ」と思っていましたし、育児に対して積極的な言葉も使っていました。
子供が産まれてからは、おむつを替えたり、お風呂にいれたり、抱っこであやしたりと自分に出来る事は全てやっていましたし、妻もそう思ってくれているものだと。

妻の友人が遊びに来た時に「パパも育児してるの?」と聞かれ「結構やってるよ!」と自信満々で答えていましたね。
友人が帰った後、妻から「さっきの本当に思ってるの?」と。
これってかなりの温度差があります。

今はもちろん反省していますが当時の自分は育児に「参加」でしたが
妻にとっての育児は「日常」だったんです。

我が家ではこの感覚のズレは大きな問題になりました
育児に「参加」の感覚の自分はやれる時にやれる事を。という考えがベースにあったんでしょう。

でも妻は違います。
やれる事をやれる時にやればいい。では育児はできないんです。
ゆっくりお風呂に入る事も、食事を味わって食べる事も小さい子供がいると本当に難しいんです。


「休日は家族サービス」これも良く耳にしますし、言われたりもします。
毎日仕事で大変なのはわかります。でも家族とどこかへ遊びにいったり、子供の面倒をみるのが果たして「サービス」なのか。

違いますよね?
当たり前な事なんですよね?

ネットやテレビで育児や家事を仕事としたら時給は?年収は?なんて事を耳にしたり見た事がある人は多いかと思います。
価格が安いか、高いかは個々の感覚で違うと思いますが、自分が思う育児と仕事の大きな違いは「自分でコントロールできない」「感謝が少ない」の二点の様に感じます。


「自分でコントロールできない」

子供が小さい時は、目が離せません。ミルクの回数も多い、でも必ず飲むとも限らない。
抱っこで寝てしまっても、ベッドに置く瞬間に泣いてしまい、また抱っこ。なんて事も多々あります。
ご飯、トイレ、お風呂もゆっくりなんて中々難しい。
夜泣きで数時間おきに起きて、抱っこで寝かしつけ睡眠時間も少ない。自分の時間なんて皆無。
24時間何かしら気にしていけないのは相当大変です。

その点仕事は、よほどのトラブルが無い限りは、毎日ある程度時間で区切る事もできますし仕事の流れや量も自分自身でコントロールできます。
ランチも休憩も決まった時間に取れるし仕事を翌日に後回しなんて事もできるので、睡眠時間も自分の時間もしっかりとれます。


「感謝が少ない」

誰かに感謝されたいから育児をしている訳ではないと思いますが、労いの言葉って救われるんですよね。
イクメンのパパ達は日々の感謝の気持ちを伝えてますか?

毎朝お弁当の準備、栄養面を考えたご飯、洗濯機に入れた洋服が翌日には綺麗に畳まれている、
ワイシャツのアイロンがけ、綺麗な部屋の維持など。
これだけの事をやりながら、育児をするのって大変ですよね。仕事をしている人もいるでしょう。
あくまで一部ですがこれだけやっても「当たり前」と思われていたら、自分だったら続けられそうにないです。

全部自分でやってるよってパパは素晴らしいですが、多くのパパ達は任せっきりになっているのではないでしょうか。
その点仕事は、成果によって評価が上がったり、感謝されたりと仕事をするのは当然と思われている訳ではありません。

自分の時間が取りにくいという面では同じかもしれませんが、仕事と育児は全く違います。
(育児を仕事にしている人もいるというのは、また別の記事で…)

ここまで読んで、自らイクメンと言っていたり、休日は家族サービスなんて考えがある人がいたらまずは奥さんに感謝の気持ちを伝えてあげてくださいね。



自分が出来る事は?
偉そうに書いていても、自分自身が完璧に育児が出来ているか?と聞かれたらやっぱり自信はないです。「やっているつもり」ですが、妻との育児スキルは日に日に差が付いていきます。
各家庭で役割分担やルールがあるかと思いますが、例えば我が家の休日は妻、子供が起きる前に、掃除と洗濯、朝食の準備、会社に持っていくお弁当の一週間分の作り置きから始まります。

育児とはあまり関係がない事ですが、家事が無くなればいつもより少しゆっくり寝る事もできます。
妻曰く自分の時間が欲しいと言っているので、朝の内に家事を終わらせ、日中は買い物や美容院など中々平日に出来ない事をしてもらってます。その間子供二人は自分が見ています。
子供の面倒をみると行っても公園に行ったり、スーパーでお菓子を買って家でアニメを見たりと何か特別な事をしている訳ではありません。
妻の自由な時間が生まれれば、多少はリフレッシュできるだろうなというお互いの意見からこんなスタイルになっています。
もちろん家族で過ごす時もたくさんあります。


育児って「子を育てる」事ですが、子を育てる親も試行錯誤で日々成長なんですよね。
誰かから「あなたなら立派な親になれます」という太鼓判を押されて親になる訳ではないので親も失敗するし、泣くし、悩むし、逃げ出したい時もあります。親になって初めて知る事も多々あります。

なので、協力して助け合いながらやっていくしかありません。ここに正解は無いので毎日悩みます。
「父親にできない育児は母乳をあげる事だけ」です。


最後まで読んで頂き有難うございます
今後の育児のきっかけになれば嬉しいです

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