見栄えの良い鳥と対馬巡りアルバム
PS4用ゲーム、「Ghost of Tsushima」をクリアしました。いやあ楽しかった。ゲーム中の写真が撮れる「フォトモード」がとても優秀で、構図や時間帯を自由に操作しながら渾身の一枚をサクっと撮れちゃう。楽しすぎてプレイ時間全体の1割ぐらい写真撮ってたらかなりの枚数になってしまい、PS4のストレージで眠らせるのも惜しく、その写真の整理を兼ねた思い出ログです。
このゲームでは広大な自然溢れる"対馬"全土を馬に乗ってパッカラパッカラと探索し、対馬征服を目論む蒙古軍を蹴散らすのですが
旅の途中で愛くるしいキツネの巣を訪ねたり、勇士たちの墓を巡って一礼したりと、ともかく各地を巡るのに骨が折れる折れる。
そこで活躍するのがこの黄色い鳥。
主人公の行く先にふらりと現れ、最寄りの未発見ポイントまで案内してくれます。広大なマップをシラミつぶしに探す徒労感を防ぎ、見た目にもスマートで大変すてき。
主人公曰く、「母親が私を産んだ時、あのような美しい鳥を見たそうだ」とのこと。ありがたいですねぇ。
その実態は「主人公が通れない断崖や川を突っ切って飛んでいき、追いついた頃には見つからない」「鳴き声が間抜け」「暗いイベントの直後でも空気を読まずに登場」「背の高い構造物によくひっかかる」愛らしい鳥。「悪目立ちクソバード」「アホアホアホウドリ」「ポヒュー(笑)」といった異名を獲得していきました(自分の中で)。
敵である蒙古軍、そして時には牙を剝く大自然と対峙しながら、主人公に味方してくれる動物たちは、プレイヤーにとって一服の清涼剤にもなるのでした。
主にキツネが。お稲荷様かわい〜
登場人物たちも魅力的で、「ゲームって一本道じゃなくても、ちゃんとストーリーやテーマを伝えられるんだな」ということを再認識。各キャラクターの振る舞いや生き様がテーマ表現を支えているので、ストーリーテリングのスタイルとしても新鮮でした。そういう気持ちでカメラを構えるので、不思議と身が引き締まる。プレイヤーの気持ちを「お辞儀」エモートでこちらから示すことができるところも丁寧で素晴らしい。このゲームで一番気に入った要素。
ゲームとしてというより、一つの作品として本当によくできたゲームでした。作ってくれた人ありがとう!Legendsモード追加アプデも楽しみにしてるんで!
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