【0131】映画『オッペンハイマー』を観ました
少し前、4月3日(水)のことです。映画『オッペンハイマー』を観ました。アカデミー賞で7部門を受賞した話題作です。話題ということでは、日本公開が、米国での公開からかなり遅くなったこともありますね。アカデミー賞の他部門へのノミネートされた辺りから、様子が変わってきた感じです。もっともネット上でも、日本での公開をすべきではない的な大騒ぎは、なかった気がします(←あくまでも個人の印象です)。
出来るだけネタバレを避ける形で、観終えての印象を記します。改行(10行ほど)を入れておきますので、ネタバレが好みでない方は読み進めないで下さい。
オッペンハイマーの半生記です。核分裂、核融合というエネルギー技術に関する光と影の部分にもスポットを当てています。兵器開発という観点で、後の冷戦に繋がる技術開発競争、国際政治の部分にも触れられています。
核兵器の悲惨さに触れられていない。それは敢えて触れなかった部分もあるのではという気がしました。客観的とは言わないまでも、少し離れて米国視点でのオッペンハイマーを軸に置いた様々な過去、現在、そして未来を考えさせる、そんな映画なのかと思った次第です。
2024年4月13日(土)公開
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