僕らはドラえもんになる必要がある?

ドラえもんとのび太

5年ぶりくらいにドラえもんをリアルタイムで見た。

のび太が他の女に浮気する話とドラえもんが風邪をひく話だった。馬鹿だなぁと思いつつ、ふとあることを考えた。

大学時代マーケティングで学んだこととして「お客さんが欲しいのはドリルではなくて穴」であるということ。穴を売るために色々な機能や様々ニーズにあった商品を企業は日々作成している。

ドラえもんはのび太の問いに対し、シンプルに問題を解決している。"どこかに行きたい"と言ったらどこでもドア、"空を飛びたい"と言ったらタケコプター。子供からお年寄りまで使い勝手の良いわかりやすい道具をドラえもんは日々のび太くんに提供している。

ここからは推測だが、未来は非常にシンプルなのかもしれない。

今あるものに対し我々は様々機能や利便性で競合他社と差別化を図っている。

でも、最終的に求めているものはそれを使ったことで得られる成果物であり、過程なんてどうでも良いのかもしれない。

もしかしたらドラえもんはそのことを我々に伝えようとしているのではないかと考えた土曜の夕方であった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?