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人の作り方/咳が出なくなる方法

「さいきん咳がでやすいんです」

「細菌のせいじゃな」

「…」

「…なんじゃ風邪でも引いたのか」

「そうじゃなくて突然に出るんです、もう年でしょうか」

「年は関係なかろう、テレビで年配の方が咳をしながら
 仕事をしておるか?肺を使わないからそうなるんじゃ」

「肺は使ってますよ、生きてるんだから」

「それは使ってるとは言わん、肺が期間限定で
 勝手に動いておるだけじゃ、心臓と同じじゃ」

「じゃあ何なんですか、使うってのは?」

「お前さんは深呼吸くらい知っておるじゃろ」

「知ってますよ、大きく息を吸って吐くやつでしょう」

「正確には先に吐くんじゃが、まあそうじゃ
 それが肺を使うってことじゃ」

「深呼吸したら咳が治るんですか?」

「その前に、なぜ風邪でもないのに咳がでるんじゃ」

「知りませんよそんなの、体調が良くないとか…」

「少しは頭を使うんじゃ、体が不要な雑菌を排出して
 おるんじゃ」

「じゃあ、そのままで良いじゃないですか」

「そのままで良いなら、なぜ咳がでると愚痴るのじゃ、
 お前さんは治したいんじゃないのか?」

「治したいけど雑菌をだしてるのなら、咳をしないのも
 困るし…」

「肺の手助けをして、肺を強くすれば良いのじゃ」

「どうすれば手助けできるんですか?」

「お腹をへこませながら、ゆっくりと息を吐いて、
 あとは自然に息を吸うだけじゃ」

「なるほど、それで?」

「終わりじゃ」

「…どれくらいやればいいんですか?」

「回数のことか?気が向いたらじゃ、ただし
 過呼吸には気を付けなさい」

「酸素を取り込みすぎるやつですね、で続けると
 どうなるんですか?」

「一言でいうと肺が強くなる、自然な呼吸は肺の一部しか
 使っておらん、意識して使うと肺の能力が上がるのじゃ、
 ゆっくり息を吐くヨガも太極拳も、健康に良いイメージが
 あるじゃろ」

「確かにそうですねえ、いつ頃、咳は止まるんですか?」

「知らんがな」

「…」

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