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側溝の清掃(いわゆるドブ攫い)

今週の土曜、町内会の一斉清掃があるのだが、あいにく二か月も前から愛犬たちのトリミングが予定されており、参加ができないので、家の前の側溝を清掃した。

角地のため、西側と南側の側溝をキレイにすると、なかなかの量の泥やその他の物が回収(?)できる。

これを、土嚢袋に入れて家の前に置いておくと、日曜日の朝に清掃業者が土嚢袋ごと回収してくれる、というシステムだ。

剣先スコップと角スコップを巧みに操り、回収した泥その他は土嚢袋で15袋分に及び、それらの口紐を縛っていくのだが、気付くと右手人差し指の第一関節部分に水ぶくれができていた。

細いビニル紐を締め上げているうちに、擦れて火傷を負っていたらしい。

軍手もかけていたので油断していたが、この手の「ちょっとした」ケガは、思いのほかに痛い、というのを経験で知っている私は、思わず「ちっ!」と舌打ちをしてしまった。

実際には痛いというより、普段使う指先などのケガは、意識が向きやすいために余計に気になる、と言う方が正しいのかも知れないが、とにかく治るまでは気になってしょうがない。

とは言え、まずは作業を終わらせて、涼しい室内に入りたかったので、そのまま作業を続けているうちに、火傷のことはすっかり忘れてしまっていた。

部屋に戻り、まずは渇いた喉を潤そうと、ペットボトル飲料のフタを捻る
「!!!」
水ぶくれの指で、思い切りやってしまった。

いやもう、痛いし驚いたし、なんで忘れてたかなー! 私!
見てみると、水ぶくれが破け、皮がビロビロになっていた。
こうなると、その皮をはがさずにはいられない。

喉の渇きも忘れ(また忘れる!)、ピリピリと皮をはがす。
痛いのだが、これはこれで気持ちいい。

きれいにはがし終わった後、流水で流し、マキロン経由キズパワーパッドで今に至ります。

それにしても、やはり指先、しかも人差し指とくれば、普段の生活でこんなにも使ってるんだな、と言うことを「傷み」という形で知ることになりました。

箸を持つ、顔を掻く、ペンを握る、キーボードを叩く・・・
都度ごとに、人差し指が痛み、「また働いてるよ!」とアピールしてくる。

こんなにも、お世話になってたんだねー。
こういう時でないと、感謝の気持ちも忘れちゃうよね。
ほんとに、ありがとう。
これからもよろしくね。

考えてみれば、指に限らず、普段目にすることのない内臓や脳みそ、目玉なんかも、それぞれ一生懸命に働いてくれてるんだよね。
ほんと、感謝だね。。。

ちょっとしたケガから、何か大切なことに気付いたかも知れない、そんな日でございましたとさ。

それじゃあ今夜はこの辺で!
じゃわっとさんばばん!

#人差し指
#ドブ攫い
#火傷
#働いてる



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