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(続)目の前の幸せ(140字の小説)➕追加(140字の小説)➕追伸

女は私の腕を抱え離そうとはしない。
潤んだ瞳のまま訴えかける。

「私の事、本当に好き?」
愛らしい顔の女。
だが、私の正体を知らない女。
「好きだよ。」
と、偽りの言葉を吐く僕。
だが、女は何も言わず瞳を塞ぐ。
「好きだよ」と、再び云う
「・・・」何も言わず
眠ったのか?
それとも、目的達成か!
遂に。

追加
願いが叶う
彼女に掛けた保険金。
受取人はこの僕だ。
彼女の病気の事は以前から知っていた。
アルコールは彼女の生命を縮める事も全て知って、
彼女に近づいた。

一人、孤独な彼女は僕の口車に簡単に乗った。
余りに単純な女に僕は罪悪感を覚えたが、
目的はただ一つ金だ!
女なんて山ほどいる。
金が全てだ!!

追伸
これはあくまでも、フィクションです。
私の願望ではありませんのでよろしくお願いします。

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