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念力パート2(140字の小説)超能力シリーズ

私は念じるだけで、物を動かす事が出来る
その力を人に知られる事を
組織から禁止されている

ある日、事件が起こる
猛烈に走って来るトラック
トラック運転手は眠っている
眼前には子供達が列を為す
私は念力を憚る事なくトラックに向ける
難を逃れ安堵する子供達

トラックは、ゆっくりと崖の下へと堕ちていく。

追伸
子供達は無事救出できた。
だが、私の胸に去来する悲しみは、癒す事が出来ない。
ただ、私に出来る事は、諦めと妥協であった。

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