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「読書する人だけがたどり着ける場所」を読んで

初めまして!yafufufu14と申します。

こちらは読んだ本の感想や手芸で作ったものを公開するブログ(というか備忘録?)です。興味ある方はぜひ見ていってください!

さて、今回読んだのは私の読書再開のきっかけとなった「読書する人だけがたどり着ける場所」です。最近は手芸のレシピしか買っていなかったんですけどこの本は何となく気になっていたんです。そうしたらたまたま大学の先生が本を持っていたのでありがたくお借りしました(笑)

そんな経緯で読み始めたのですが、今までわかっていたこと、わかっていたはずのことでも改めて発見がたくさんある本でした。読書が大事というのは私も含め多くの人が小さいときから言われてきたことだと思います。けれど年を重ねるごとに自然と本から遠ざかり、Twitterやpixivとかの2次創作で結構読むことを満足してしまっている自分がいました。しかし著者曰く、それではいけないとのことでした。なぜなら「一つのコンテンツに向き合う時間は短くなってしまう」ためでした。いわれてみると自分の読みたい部分のみ読んであとは無視して…ということがネット上の文章では多々ありました。しかしそれでは深みのある面白い人生は送れない。ならばどうすればいいのかということを教えてくれているのがこの本でした。ネットなどでたくさんの知識を得ていても使わなければもったいない、その知識は文脈からつながりをみて取り出す必要があるということはこの本を読んでの一番の発見だったと思います。結局は本を読むことで得られることが多いのなら本を読もうと素直に思えるような素敵な本でした。

この本はほかにも難しい本の読み方や自分の知識にするための本の読み方など本を読むための参考書になるものでした。たくさん本を読んでいる人も、そうではない人も一度は読んでみると発見があると思います。それこそ一つの発見でもいいんです、その本で何か発見できればそれで充分だと著者も言っていますから!

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