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リストランテ フローリア(長野市)

体を癒してくれる御馳走は、心のごちそうでもある

このコンセプトを基にして、私が心から紹介したいお店だけを紹介します。料理が美味しいのは基本中の基本。それ以外の何かが心の琴線に触れるものが、心の御馳走です。

今回、ずっと訪問したかったリストランテ フローリアさん(長野市)に来ることができました✌️

実は、シェフの小林さんのYouTubeチャンネルのファンでして。日本のイタリアンテトップシェフの日高氏とのコラボ動画を見てしまい、『これは行かねばなるまい』と、思いを募らせておりました。

念願のリストランテ フローリア

たまたま、仕事で上田市に出張がありました。このチャンスを逃す手はないと、仕事を通常の半分の時間で終了し、30キロ余りの道程を急行し、お店にたどり着きました。

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上信越自動車道の長野ICと千曲川に近く、風の気持ち良い場所です。正午過ぎにお店に到着したのですが、結構先着のお客さんが多く、予約表に記名し、周囲を散策。

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お店に隣接するテラス席を発見しました。その横に薪ストーブがあるところを見ると、雪が降るまでは、外での食事が楽しめそうです。

いざ、注文です

注文は、パスタランチを。農園サラダ、プチ前菜、パスタ、ドリンクが付きます。パスタは「玉葱とアンチョビのオイルソース」、ドリンクは差額料金追加で「イタリア産ブラッドオレンジジュース」。

今日は贅沢するつもり満々で、ドルチェ「クレームブリュレ」と「エスプレッソ」。ラストオーダーに、コーヒーも注文しました。

食事前に、まず「イタリア産ブラッドオレンジジュース」を出していただきました。

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ブラッドオレンジを名乗るだけあって、刺激的な赤色です。口をリセットするのにちょうど良い酸味で、ファンになりました。

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長野は、いわゆる野菜と果物の王国と言って良いエリアです。このエリアで野菜にこだわるとどういう料理になるか、その見本のようなサラダとプチ前菜です。野菜の美味しさを損なわないが、キッチリ美味しさを整える味付けで、サラダは絶品。プチ前菜の味付けも濃くなく薄くなく、バランスが良い。

野菜が甘いとか、よく目にする誉め言葉ですが、そういうコメントをする人たちにこそ、食べて欲しい。目から鱗ものです。

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本日のメイン、パスタです。実は、東京のアクアパッツァオーナーシェフの日高氏直伝の「小エビののりクリーム」もメニューに有ったのですが、敢えて「玉葱とアンチョビのオイルソース」を選びました。自分でもパスタを作る私は、アンチョビの臭み処理に、興味があったからです。玉葱の旨味もあるのでしょうが、オイル臭くもなく、魚の臭みもなく、とても美味しかったです。密かに、日高シェフの直伝パスタを食べなかったことを後悔したのは内緒です。

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最後にサプライズが…

レジで入店の順番を待っていた際、YouTuberのお客さんが小林シェフとお話ししていて、ネイビーのエプロンが話題になっていました。失礼かと思いましたが、私も欲しいと申し出、YouTubeのチャンネルのファンであることもお伝えしたのですが、素敵なコメントで返していただきました。放し飼いの鶏の卵を使っているというのは伊達ではなく、滑らかな舌触りと濃厚な旨味は、経験がありません。

日頃の体の疲れだけでなく、心の疲れも吹き飛ばしてくれる御馳走でした。自分への御褒美は、たまにするから効果絶大。それは、チマチマでは無く、ドカンと徹底的に。

本当に、御馳走様でした。

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