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第3回大相撲どすこい研「叩き込み」

NHK-BSで「大相撲どすこい研」(司会:今田耕司、ゲスト:NHK藤井康生アナ、スー女の市川沙耶、メインゲストは元横綱・稀勢の里こと荒磯親方)。第3回放映の「叩き込み」を視聴。この日は能町みね子氏もゲスト出席。決まり手で第3位の位置を占める。現役力士で最も叩き込み率の高いのは碧山の25.7%。叩き込み勝利数の第1位は千代大海の118勝。叩き込みで勝った率No.1は友風の60%。歴代1位は舛田山の31.6%。ただし叩き込みは下がってゆくので、相手につけこまれるリスクも大きい。秋場所では、叩き込みの勝利が23、敗戦が25と勝率は5割を割っている。
 この日の最大の焦点は、叩き込みは勝ったとしても、力士が罪悪感を伴うという観点の検証がユニーク。叩き込みを得意とした親方代表として、叩き込み勝利数第4位の豪風の押尾川親方、叩き込みで技能賞6回の安美錦の安治川親方、叩き込みで勝つ率が30.3%だった若荒雄の不知火親方の3人がリモート出演。積極的にバツの悪さを認める押尾川親方に対して、「叩き込みのどこが悪いのか?」と主張する安治川親方と不知火親方。「勝ちは勝ち」と開き直る安治川親方。「これが自分の得意技」と胸を張り「ダメだと言うなら禁じ手にすればいい」と言い切る不知火親方。しかし最後に不知火親方が「本当は当たって突っ張って、前に出るのがいい相撲」と本音を漏らしたのが、この日の番組のオチ。
https://www.nhk.jp/p/dosuken/ts/G9W71XY6L3/

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