見出し画像

BS-NHK「大相撲どすこい研」のテーマは大関

 9月9日のBS-NHK「大相撲どすこい研」のテーマは「大関なくして大相撲なし」。ちょうど霧島、豊昇龍が続けて大関に昇進したタイミング。やはり数字という面でテーブルに上がったのは、昨今33勝と言われる昇進基準。必ずしもずっと33勝だったわけではなく、35勝の時期もあれば、30勝の時期もあったそうだ。33勝が定着したのは、過去の新聞雑誌から1998年あたりらしい。しかし「誰が言い出したか」は明らかにされなかった。現実には28勝で大関になった北の富士、35勝で大関を見送られた琴欧洲がいた。
 そしてもう一つ大きく取り上げられたのが「カド番」。史上最多のカド番9回を経験した豪栄道。負け越した次の場所までかかるプレッシャーについて語っていた。そして2回の陥落と復帰を果たした栃東(二代目)。大関陥落の次の場所に10勝以上を挙げれば大関に復帰できる。概ね大関陥落時はケガをしているだけに、その克服は大変だったことだろう。
 以下、自分の好きだった大関2人を挙げてみたい。条件としては、横綱に上がらなかった大関。大関に上がる前は強かったが、上がった途端にケガして活躍できなくなった力士は除く。
1️⃣旭国〜ピラニアと呼ばれた、食いついたら離れない技の小兵。研究熱心で「相撲博士」とも呼ばれていた。
2️⃣魁皇〜上手を取った時の怪力。関(かんぬき)にすると相手の腕が折れることも。朝青龍と旭鷲山の喧嘩を止めるなど人格者だった。
https://www.nhk.jp/p/dosuken/ts/G9W71XY6L3/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?