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「ハルビン酢豚」という黒龍江省都への旅

「ハルビン酢豚」という料理があると聞いて池袋西口「聚福楼」を訪問。ロサ会館の真横にあるビルの4階にある。ここは町中華ではなく、ガチ中華である。入店早々、お店のお姉さんに「定食は羊🐏の焼肉しかないよ」と言われて、呆気に取られる。羊の焼肉とは言っても、羊の丸焼きのようだ。しかし単品なら他の中華料理もオーダーOK🙆‍♂️とのこと。「『ハルビン酢豚』ってのがあるって聞いたんだけど」と訊くと「あるある、これこれ」と開いたメニューを指してくれた。定食はないのでライス🍚と一緒にオーダー。ハルビンは中国🇨🇳東北地方の大都市・哈爾浜のこと。以前に大連を旅行した時に、食べ物が合わず、哈爾浜の蒸し餃子で救われた思い出がある。

 『ハルビン酢豚』は食べてみたら、ずいぶん変わった料理だった。日本の中華料理店で出る酢豚とは全く違う。薄い豚肉を餅米で包んで揚げている。揚げた衣には、明らかに砂糖がまぶされている。具材は肉がドッサリで、野菜はほんのチョッピリ。かけられた中華餡は酸っぱ甘い。中華の単品料理なので量が多い。ご飯はほんの少しにしてもらったが、それでも途中で苦しくなった。どうにかこうにか時期をかけて、やっと完食。このお店は他にもユニークな料理が多く、食指が動いた。しかし量が多いので、大勢で来た方がいい。さすれば中国最北部🇨🇳黒龍江省都への味覚の旅が実感できる。

https://s.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13147894/


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