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㊙︎展めったに見られないデザイナーたちの原画

六本木「21_21DESIGN SIGHT」で開催されている企画展「㊙︎展めったに見られないデザイナーたちの原画」。ここは自分的には大嫌いで、大好きな美術館である(結局好きなのだ)。現在はコロナ対策で予約制。と言っても当日観覧も可能な程度の週末だった。企画展は、日本デザインコミッティーに所属しているデザイナーたちの原画や作品を一堂に会したものである。日本デザインコミッティーは、日本における国際デザインコミッティーを基礎とした有志の非営利団体。創立のメンバーは丹下健三、岡本太郎、柳宗理など錚々たるメンバー。現在では、隈研吾、松永真、原研哉など、時代をリードする26名が参加している。デザイナーと言っても、扱う分野は神羅万象。建築もあれば、書籍もあれば、パンフレットもあれば、工業製品もあれば、家具もあれば、照明もあれば、商標もある。それを生み出すための、パース、模型、デッサン、メモ、試作品たち。着想やアイデアが、輪郭や形状を見せ始めたプロトタイプである。中にはお世話になった身近な商品もあれば、仕事でお会いしたことのある方もいる。自分たちの身の周りに溢れている商業デザイン、工業デザイン。製品も生活様式もデザインで一新する。デザインこそは、人類の生んだ特異な能力。各界で活躍するデザイナーたちの、直感と思念の設計図をここで生で観ることができる。開催は9月22日まで。(会場の写真撮影及びSNSは会場の許可を頂いております)
http://www.2121designsight.jp/program/

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