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「相撲」秋場所展望号

「相撲」秋場所展望号が届く。1️⃣表紙と巻頭特集はもちろん第73代横綱の照ノ富士。明治神宮での不知火型による奉納土俵入りの連続写真などが披露される。2️⃣元稀勢の里の荒磯部屋の始動もカラーグラフで紹介。これまでの相撲部屋にない、朝食の摂取(ふつうは稽古後の朝11時が朝昼兼用)、、二つの土俵設置など新しい試みに注目したい。3️⃣大器・北青鵬の十両昇進に向けて、幼少時からの紹介があったが、コロナ感染で出場が危ぶまれていることが残念。4️⃣やや皮肉な企画だが、白鵬の取組分析で張り手や肘打ちの頻度が調査報告。立ち合いの張り手は、令和元年九州場所では8日、令和2年春場所では6日、令和3年名古屋場所では8日。多いと言えば多いが、そんなに毎日でもない。ちなみに肘打ちは、先の名古屋場所での照ノ富士戦は、令和元年九州場所での遠藤戦以来。その効果から頻度以上に目立ってしまうのだろう。5️⃣もう一つ面白い記事は敢闘精神アンケート。平成23年9月場所から実施。当初は紙に記入しての投票だったが、平成24年春場所から携帯電話投票の方式となった。長時間の取組奮闘が評価される中、ベテランや小兵力士が得票を集める傾向も出た。アンケート1位の力士には何の表彰も褒賞もないのが不思議。6️⃣プレイバック記事では昭和39年5月場所の栃ノ海が横綱初優勝でV3。何と技能賞に北の富士、序ノ口優勝は高見山。自分がファンだった玉の海も玉乃島として前頭に星取表記載。7️⃣名古屋場所人事報告には引退(豊響、旭日松、勢)、改名(朝志雄ほか)、読み方変更、氏名変更(照ノ富士)、退職(錦島)、停年、解雇(貴源治)など悲喜こもごも。8️⃣そして朝乃山の父親急死のニュースが見開きで。例え謹慎中とはいえ、好漢力士に向けられる眼差しは今も温かい。
https://www.bbm-japan.com/category/new-sumo-magazine

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