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セゾン文化の残る街・久米川の蕎麦名店「手繰りや玄治」

人生初めての久米川駅下車。田無と沼袋に所用があり、同じ西武新宿線の延長上なので、SNSコミュ「小粋な飲食店紹介」で交流のあった方がやっている蕎麦屋さん「手繰りや玄治」があるので、足を伸ばして寄らせて頂いた。駅から数分ところにある落ち着いてシックなお店。民芸調の内装でありながら、BGMにはジャズピアノ。女性店員の方々もキビキビした接客。

 オーダーは好物の「野菜天せいろ」。海老や鱚も悪くはないが、夏野菜の天ぷらは瑞々しいご馳走である。茄子🍆、南瓜🎃、にんじん🥕、大葉🥬などの常連に加えて、オクラ、ミョウガ、ヤングコーン🌽など夏らしい面子が加わっている。これをレモン🍋を絞って薄口醤油の天つゆに浸すところが斬新。お蕎麦はさらしなと田舎の中間くらいの感じで、ところどころに切り落としのような部分もあって、手打ち感がいっぱい。思った以上に盛りも良くて途中で『食べ切れるかな?』と不安になるくらいだったが、なんとか美味しく食べ切った。セゾン文化が残る街並み、その中に根を下ろしている、さすがは「食べログ蕎麦百名店」に何度もリストアップされているお店だけある。

https://s.tabelog.com/tokyo/A1328/A132806/13047436/





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