見出し画像

スリランカカレープレートは渾然一体とした宇宙

「BRUTUS」カレー特集に載っており、友人のお薦めもあった白山「ヤムヤムカデー」へ。オーダーは「スリランカカレープレート」@1200。3種のカレー(チキン、ビーツ、エビココナッツミルク)からチキンを選択。混ぜて食べる方式。真ん中にババダンという揚げ煎餅が乗っていて、これが旨い。ビールのつまみにしたいところ。脇に豆カレーのパリップと、カレー煮の冬瓜。特にパリップが絶品。反対側にはココナッツのふりかけと、干された青菜。薬味にあたる存在っぽい。そしてメインのチキンカレー。自分がカレーとl呼んできた食べ物とは違った香味。サラッとした汁っぽいルーを、タイ米にかけて他の食材と混ぜながら食べる。このプレートは、個々の料理が単一で存在するのではなく、お互いに補完し合って、渾然一体となった世界を形成している。食べ進むうちに、頭頂部に汗。辛くないようで、やっぱりジワジワ辛いのだ。日本人なのでスプーンとフォークで食べたが、南アジアのように手と指で食べれば美味しいだろうなと思った。食べ終わった後で、黒蜜入りのヨーグルトがデザートに出る。とても美味しい上に、辛さで熱を持った口腔内を鎮めてくれる。ちなみに臨席の女性客がルーを4つもおかわりしていたのに仰天。心底スリランカカレーがお好きなのだろう。
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13234859/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?