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昔ながらの良きラーメン屋🍜王子「かいらく」

最近とんとラーメン屋のラーメンに食指が動かなくなった。ミシュランやビブグルマンに選ばれたラーメンは食べれば美味しい。でもどこかパターン化された味に感じる。美味しいのに馴染めない。料理の基本の何かを見失っている気がする。その点で町中華のラーメンは本来の良さを未だ失っていないように思える。

 王子「かいらく」はラーメン専門店であるが、昨今のラーメン専門店の失った部分を大切に続けているお店だ。素朴で飽きない昔ながらのラーメン。今どきなかなかこんなお店はない。敢えて言えば大門「集来」くらいだろう。家族総出で押し寄せるお客さんを捌いている。もともと地元客だけだったのが、ネット普及で地元以外からもお客さんが押し寄せている。私自身もその一員であろう。

 オーダーは「ごまみそもやし」@950。連れ合いは「わかめそば」@700。「ごまみそもやし」は料理の名前に反して意外に辛い。頭頂部に汗が滲んでくる。味噌ラーメンだが「胡麻」が辣油っぽい。焼豚やもやし以外に胡瓜の千切りが入っている芸コマ。気温が下がった昨今、身体も心もホカホカ温まる昔ながらの良きラーメン屋であった。

https://s.tabelog.com/tokyo/A1323/A132303/13008781/?lid=header_restaurant_detail_map


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