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「銀座矢部」もう一つの課題「納豆うどん」

「銀座矢部」で生まれた新たな課題。それは悪女風仲居さん(喋る雰囲気が「江口のりこ」っぽい知的な可愛さ、頼朝が亀に惹かれるのもわかる)に勧められた「納豆うどん」。
 最初に混ぜない状態の丼を示され、一度引っ込んだ後に蕎麦ツユをかけた状態で混ぜられて出てくる。自分たちの感覚だと、茹でたうどんに納豆パックをドン。しかしここの「納豆うどん」は全く違う。先ずは北海道の黒大豆を使った「黒豆納豆」。納豆特有の臭み(僕は嫌いじゃない)が全くない。厨房で納豆を混ぜて混ぜて混ぜまくる渾身の仕込み音が伝わってくる。うどんの上には納豆の「ぬめり」が和えたスープのように絡んでいる。刻み海苔が風味をいっそう引き立てる。
 うどんは打ってから1週間寝かせるそうだ。噛みきれないほどのコシ。虎ノ門「大坂砂場」と浅草「寺方長浦蕎麦」の「納豆そば」も「あっ!」と唸らせる芸術品だった。しかしここの「納豆うどん」は、うどんだからできるサプライズ。江口のりこ女史に感想を求められたので「GREAT」と力強く回答。どうやらお店からも変な客と思われている模様。ちなみに名物の秋刀魚は手がかかるので、要予約。テレビで紹介されたりで大人気で、おまけに秋刀魚が不漁で品薄とのこと。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13055397/

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