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江幡龍『手相刑事の鑑定術』

江幡龍『手相刑事の鑑定術』(徳間書店)。電子書籍版はこちら↓
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNBNBZQ8/
 手相の基本は主要4大線。頭脳線、感情線、生命線、運命線。しかしどうやら私には頭脳線と感情線の区別がない一本化しているようだ。ただ正直なところ、占いや手相は今まで信じたことがない。しかし元警察官で、しかも鑑識の手相を見れる刑事。これはなんとなく信憑性が増す。しかも手相占いではなく、手相による人格鑑定である。犯行現場の監察で10,000人以上の手相を見た科学的なデータ分析であるので、説得力もある。喧嘩、男女トラブル、お金やギャンブル、悪事への誘い込み。犯罪者の8割は男性で、2割が女性。この本の視点が面白いのは、人間分類で、例えばダメ男の分類。そして手相の良いところを引き出す度量。そして手相が宿命で決まっているわけではなく、その人の努力や運次第でいくらでも変わってゆく。悪い兆候は無視して、幸運な兆しを人生のバネとする。そんな生きる姿勢が、この本を生きる糧にできる理由だろう。特に女性には人生の良き指南書となるのではないだろうか。
1️⃣短気なダメ男
2️⃣モテるダメ男
3️⃣最悪のダメ男「DV男」
4️⃣お金で失敗するダメ男
5️⃣自分のないダメ男
◆ダメ男とマッチングしやすい女性


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