オリンピックチケットと2021都議選
8月1日にはオリンピックの試合を観戦予定だった。友人が男子バレーボール予選のロシアvs.チュニジア、イタリアvs.ベネズエラのチケットを確保してくれていた。中でも世界ランキングでイタリア🇮🇹は4位、ロシア🇷🇺は5位だったので、その迫力とスピードが楽しみだった。ちなみに日本🇯🇵は10位、チュニジア🇹🇳は22位、ベネズエラ🇻🇪は36位。過去に一度だけ日本実業団リーグ女子のバレーボールの試合を観に行ったことがあるが、すごい迫力だった。高く舞い跳び、力強く球を打つ。それが男子でかつオリンピックなら、さぞかしすごいことだっただろう。しかし無観客試合となってしまい、一生に一度の機会だっただろうから残念だった。
6月25日にはオリンピックは有観客の方針だったが、7月8日には無観客に方針が転換された。ことここに至った経緯には、いくつかの伏線が考えられる。1️⃣公明党の山口委員長の発言2️⃣自民党二階幹事長の発言3️⃣尾身会長を含む専門者会議への政府スタンスへの反発4️⃣ 都議選の自公過半数割れ、そして何より5️⃣西村宮内庁長官の「拝察」会見。堀江貴文氏は五輪無観客を、国民の「サイレントマジョリティ」と評していたが、それが1️⃣から5️⃣のような形で顕在化したのだろう。2009年に民主党が政権を取って、日本にもアメリカ🇺🇸並みに二大政党制が確立したかと思えたが、2012年に自民党が大勝。今の自民党は勝ち過ぎて強引さや緩みが出ている。しかし野党はあまりに少数派で力が及ばない。だから人それぞれの考えだろうが、自分が今有効に思えるのは、与党内で自民党を牽制できる公明党だけ。しかも山口那津男氏は弁護士出身で、バランス感覚に優れている。私は創価学会員でもなく、クリスチャンなのだが、都議選では公明党に投票した。